夜の騎士のあれこれ噺

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経産省2050年エネルギー目標でも「原発維持」

経産省は10日、長期的なエネルギー戦略を検討
させてる有識者会議「エネルギー情勢懇話会」が
2050年に向けた提言を取りまとめ、昨年8月から
議論を重ねてきた、この夏に策定する2030年度に
向けた「エネルギー基本計画」の反映させると公表
しました。

この提言では、表面上再生可能エネルギーを「主要
電源」に位置付けているけれでも数値目標は示さず、
他方原発は「脱炭素化のための選択肢」として明示
して将来的にも堅持するお墨付き与えるもので
「再生エネ拡大・原発縮小」の世界の潮流に乗り遅れ
ることを自ら宣言するようなものと思います。

4年前の計画で決めた2030年度の発電比率
再生エネ比率22~24%、原発比率20~22%
の目標を次期計画でも変更せず.原発再稼働を
すすめるため、長期的な観点からも原発は重要
とする論理だてです。

中でも「経済性などに優れた原子炉や廃棄物に
向けた技術開発が重要」として、頓挫したもんじゅ
後継機の開発や核燃料リサイクル技術など莫大な
費用がかかる技術開発の継続を正当化しようと
する意図がミエミエです。

現在の原発発電比率は1.8%、これを12年後の
2030年には20~22%にするには、再稼働が
相次ぎ、新設までも原子力ムラ住人は目論んで
いるとしか思えません。

現状の1.8%の原発発電比率で電力は充分足りて
ますよ。

2030年度までに、さらに「省エネ」「再エネ」を
進めれば地震大国日本の住民である次世代へ
安心の贈り物ができるのに・・・

原発ムラ住人の「今だけ、カネだけ、自分だけ」
体質はゼンゼン変わってないようで。

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