本日は、厚木市文化会館大ホールを中心に開催
された「9条かながわ大集会2018inあつぎ」という
イベントに参加してきました。
神奈川県全県の「9条の会」が集まる集会で、例年
横浜市で開催されてたのですが、2年ごとに他の市
でも開催されることになり、今年が厚木市になった
もので、午前中は5つのテーマ別に開かれた分科会
午後は大ホールでの「9条改憲発議を許さない!」
大集会でした。
司会者発表で午前中の分科会が250人、午後の
大集会は650人の合計900人の参加者だった
そうです。
私は午前中の分科会は、高田まさのりさんの講演
「ベーシックインカム(今後BIと略)とは何だろう」
に参加。
BIは成人に一人当たり8万円を支給することで
最低の所得補償をする仕組みのことです。
人工知能(AI)とそれを組み込んだロボットの
進歩により、現在ある仕事のうち49%がAIにとって
代わられるだろうとの将来予測のもと、そうなった
時の社会保障のありかたとして検討に値する
テーマだと思いました。
実施するには100兆円の財源が必要ですが、
現在の年金、生活保護費、医療費負担などを
統合すれば、現在でも157兆円の財源は
あると説明してました。
私は税金の分配の在り方として、省庁統合と地方
分権による「小さな政府」による「中福祉・中負担」
の社会保障体制が良いと思ってますので、
講師の高田さんは厚木の人なので、今後も連絡
を取りたいと思い名刺交換をしてきました。
午後は大ホールで最初に「相模国飯山白龍太鼓」
の演奏。これは厚木飯山地区の雨ごい伝説から
生まれた郷土芸能で、太鼓の先生はおらず、
代々親から子に伝承されてきたものだそうで
本日も小学4年生から中学、高校の世代の
子どもたちによる迫力溢れる見事な演奏を
披露してくれました。観客の拍手も一段と大きかった
と感じました。
次は「おしどりマコ&ケン」の夫婦コンビによる
笑いを誘いつつ、二人が東電記者会見に通い詰めた
体験と,ドイツの学生たちとの毎年の交流を通じての
体験話を通して日本の問題点を見事に私たちに
考えさせる見事な話術で、これもまた観客から
大きな拍手を浴びてました。
憲法に明記する意味を考える」という演題の
周年記念講演会でも講演をお願いしたことも
ありますがな。。学者さんらしい冷徹な理論による
講演でした。
そして最後は参加の7地区の九条の会がのぼりを
掲げて登壇し1分間スピーチで日頃の活動を紹介。
その後、九条かながわの会事務局長による
「厚木アピールの提案」が読み上げられ拍手で
採択されました。
17:00からは「鶴巻温泉駅」での「いいな(17日)の日」
街頭宣伝を、あつぎの会に参加した女性スタッフNさんと二人で行ってきました。
☆画像 上から
・BI講演の高田まさのりさん
・相模国飯山白龍太鼓を演奏する若者
・実行委員長 小池康夫さんの挨拶
・余分なものが…上手く削除できず
・青井未帆教授の講演(スマホなので)
・各地九条の会の1分間アピール
・後藤仁敏事務局長「あつぎアピール」