東京ボランティアセンター・市民活動センターで
「選挙改革フォーラム」主催の「世界の暮らしと選挙
Vol2・スウェーデンの選挙」という講演会に参加
してきました。
4月にVol.1としてノルウエー、ニュージランド、韓国
大使館の人を呼んで、その国の選挙について
ヒアリングしたそうです。
今回も80人位収容できる会議室は満員でした。
第一部はスウェーデン大使館のオストベリ参事官
による「スウェーデンの選挙事情報告(通訳:文京大
研究員の両角達平さん)」と、「変えよう選挙制度」
の会主宰の田中久雄さんによる「スウェーデンの
講演でした。
第二部は、元朝日新聞政治部の高久さんの司会
による講演を踏まえての質疑応答です。
オストベリさんのスウェーデンの選挙事情を
聴いて、本当に民主主義が進んだ国だと改めて
感心しましたので、メモしたところを報告します。
1回9月の第2日曜日投票と決まっている。
・その時は国会議員、地方首長、地方議員選出
の一斉選挙
・18歳以上に選挙権があり有権者総数は
7、495、936人で市民権を有する外国籍の人も
投票できる
・今年9月の総選挙の投票率は87.14%
多少の変動はあるが毎回この程度で、最高は
1976年の91.8%⇒やればできる見本!
・1921年に女性に参政権
・1995年ECに加盟、EC議会選挙は5年に1回
2015年の投票率は51.1%
・投票方法はとても簡単、障碍者にも配慮した投票
・若者の投票率は低下気味だが18~22歳が今年
の投票率が72%。高齢者は約90%
・今年当選の349人中46%が女性議員
・中学から授業の一環として政党も参加する
「学校選挙」があり、生徒会が自主的に運営
・教育に選挙が組み込まれている。
議席を持つ政党が7つあるが、連立政権発足
までには時間がかかるのが通例
第二部の田中さんの結論は日本も「比例代表」
に変更するべきだというものでした。
さて、今日はこれから「はだのALLsミニデモ」
4年目突入に参加して歩数を稼いできます。
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常連4人で、不二家秦野店で、4年目突入を記念して、ささやかにケーキ付きお茶会をしてきました。