への推薦依頼を取り下げたということで、野党間の
動きが分断され混乱しはじめました。
推薦取り下げの原因は「カジノを含む統合型リゾート
施設(IR)誘致への是非」にあると報道されてます。
神奈川新聞の記事によると、黒岩氏はかねて「基礎
自治体が判断すれば全面的に支援する」との基本
姿勢で、賛否は明言してこなかった。とありますが
私から見たら、これは立派なカジノ賛成表明に
聞こえるのですが、みなさんはどう思われましたか?
私がみたところカジノ賛成が黒岩氏を支持する
自民・公明・国民民主の3党、
カジノ反対の市民派の岸まきこ候補を推薦していた
共産党。
共産党は立民が黒岩陣営に相乗りするならば
立民県議候補の応援は出来ないとの立場だったから
黒岩陣営が立民の推薦依頼を取り下げたのだから
カジノ反対の立場で共産とともに岸氏応援に
廻れるかというと、なにが理由なのかわからない
けれど、すぐそういうことにはならないらしい。
(立民神奈川県が黒岩推薦を打ち出したのは、
県議団が黒岩当選を予想し、黒岩知事と良好な
関係を持ちたいという県議のスケベ根性?)
したがって無所属と言いながら共産の支持が
候補よりも共産党の候補に見えてしまい
支持の拡がりは限定的なものになってしまう。
共産が、立民が黒岩陣営から「三行半」をつき
つけられたたのなら、これ幸いと立民に「一緒に岸
陣営推薦に回ろう」ということになれば、
(共産+立民+市民)VS(自民+公明+国民)
の選挙になり,かなり良い闘いができるのに
と思うのに、そうならない野党の動きがはがゆい
状況になりました。
それに、おいしさを求めて黒岩陣営支持に
廻った国民民主は、あんたはホントに野党なの?
と思わせてくれますね。(国民の支持母体「連合」
はいち早く黒岩支持)
ここ神奈川知事選で(自民+公明+維新)vs
という構図が出来れば、いい勝負ができるし、
7月の参院選を占う闘いで面白い選挙になるんだが。
地方選と国政選挙は違うのかもしれないが、
野党も各党の思惑ばかり優先しないで「小異を捨てて
大同につく」という基本問題での「政策協定」を
しっかり.むすんで、安倍政権の意向に忖度する
黒岩県政に歯向かって「岸候補応援」に一本化
してもらいたいですよ。