「森友学園」を巡る決裁文書改ざん問題で、改ざんを強要され
抵抗が届かないまま、改ざんに手を染めざるを得なかったため、
その責任に悩み精神か追い込まれ2年前に自殺した赤木.俊夫さん
(当時54)の奥さんが手記や遺書を昨日発売の「週刊文春」を
通して公開するとともに大阪地裁に国と佐川宣寿元国税庁長官を.提訴
しました。「遺書」という本来個人情報として公開したくないものと
改ざんに至る経過を詳細に記録した手記.も合わせて公開したことで
奥様の並々ならぬ.真相解明の決意と司法への期待が窺える提訴です。
東京新聞に詳しいですが、財務省の調査により改ざんに絡んだとして
処分された財務省職員が「決裁文書の改竄が、首相にプラスになること
だったとして、いったん処分されながらも出世したという不条理」
黒澤明監督の「悪い奴ほどよく眠る」の現代版じゃないですか!
★.佐川宣寿理財局長 停職3カ月相当→退職(退官時は国税庁長官)
★中尾 睦 理財局次長 戒告→横浜税関長
★中村 稔 理財局総務課長 停職1か月→駐英公使
★富安泰一郎 国有財産企画課長.減給20%3カ月→内閣官房内閣参事官...
★田村嘉啓 理財局国有財産審理室長 減給20%2か月→福岡財務支局.
理財部長..
まさに「悪い奴ほどよく眠る」が高級官僚の体質のようですね。
昨日の提訴会見で明らかにした奥様のメッセージです。
夫が亡くなって2年たちました。あの時どうやったら助けることが
できたのか。いくら考えても.私には助ける方法がまだ見つかりません。
心のつかえがとれないままで、夫が死を決意した本当のところが
知りたいと思っています。夫が死を選ぶ原因となった改ざんは誰が
何のためにやったのか。改ざんをする原因となった土地の売り払いは
どうやって行われたか。真実を知りたいです。今でも近畿財務局の
中には、話す機会を奪われ苦しんでいる人がいます。本当のことを
話せる環境を財務省と近畿財務局には作っていただき、この裁判で
全てを明らかにして欲しいです。そのためには、まず佐川さんが
話さなければならないと思います。今でも夫のように苦しんでいる人を
助けるためにも、佐川さん、どうか改ざんの経緯を、本当のことを
話してください。よろしくお願いします。
どうですか?佐川さん?ここまで奥様から言われてまだ安倍首相に
忖度してとぼけますか?もう公職は退職されたんでしょ。一切合切
バラしてしまえば.「心」が軽くなり「オトコ」が上がりますよ。
でも裁判としてみると、公開.された手記と遺書の証拠能力がどう
司法が判断するかですね。本人は死亡されてるので、手記・遺書を
裏付ける関係者の自白とか、改竄指示者の音声記録など強力なものが
ないと、ずる賢い高級官僚や保身にたけた裁判官の作文で、また、
やられてしまう可能性もありそうだから、やんなっちゃいますよ・・・
☆動画 自殺職員の妻、国と佐川氏を提訴 4:00
https://www.youtube.com/watch?v=dqNziJr2sGs