安倍政府が予算額466億円をかけて、各家庭に
2枚づつ配布するとした、洗えて使える
布マスクの調達先の公表を渋っていた厚労省
ですが、大手医薬品メーカーの「興和」と
大手商社の「伊藤忠商事」、中国衣料の貿易
商社「マツオカコーポレーション」で
あること、それぞれの中国・ヴェトナム、
ミャンマーの協力会社に製造させたこと
を公表しましたが、4社目の調達先は
頑として公表を拒んでましたが、
タオル製造会社に生産協力要請をして
いたことを報じました。
事への「見返り発注」ではないかとの疑惑が
囁かれています。政府が公表した受注額は
から予算466億円から興和・伊藤受注分
を差し引いた残額385億円を仮にマツオカと
今治タオルで2分割した場合、1か所あたり
約193億円の受注金額で政府の購入価格は
200円/枚としても、原価は恐らく50円/枚
だと思われるので、相当な「利益供与」で
あることが推定されます。
なんだか胡散臭い臭いがプンプンですね。
4/28追記
昨日、菅官房長官が昼前の記者会見.で
非公表だった妊婦用マスクの発注先は
「株式会社ユースビオ」と発表しました
ので今治タオル工業組合に生産協力要請
をしていたという情報は誤りであることが
判明しました。しかし、厚労省が.全国の
企業や団体に募集した生産協力に、今治
タオル工業組合加盟103社のうち4社が応募
したことは事実なので10日に締め切られ
たものの22日時点で応募各社への回答は
なかったそうなので14日の愛媛報道は、
ネットに投稿した人の早合点だったようです。
ところが「ユースビオ」の方に新な疑惑が
浮上してるのです。今まで明らかになって
28.5億円、マツオカ7.6億円の合計約91億円
ですが予算は466億円なので、その差額
約375億円の行方がどうなってるのかが
問題なんです。同社の樋山茂社長によると、
バイオマス発電の燃料を海外から輸入する
事業を行っていて今年の2月にベトナムの
駐在員から現地に布マスクが大量にある
という連絡を受けたので輸入して福島県や
山形県に販売しようとしてたところ、3月
上旬になって経産省から連絡があり、1枚
135円で350万枚合わせて4億7250万円分を
国に納入する随意契約を結んだという
ことだそうです。しかし、この会社は約3年前に設立したばかりで登記簿にも代表者始め
事業内容も記載されておらず、同一
所在地にプレハブの建物はあるが、「ユース
ビオ」の看板はなく公明党のポスターが数枚
貼ってあるだけで、住所で検索すると違う
会社名がヒットするそうです。会社のホーム
ページもなく、まあ要するに調べても
情報が殆ど得られず典型的な「幽霊会社」
「ペーパーカンパニー」で、利権がらみの
「ダミー会社」ではないかとの疑惑が
出ているのです。コロナ騒動が治まったら
野党にも追及してもらいたい課題ですね。