昨日、13:30~15:00にかけ、秦野駅北口3階通路を中心に
「福島原発事故~3.11を忘れない」スタンディングを25人が参加して
実施して通行人の方に「風化」しないよう訴えました。
本日のTBSサンデーモーニングの特集でも紹介されていましたが、福島
第一原発の炉心を破って炉外にでてしまっている燃料デブリは880トン
あるそうです。現在近寄ると即死レベルの放射能を出しているため、どこに
どのような形態であるのかさえ11年経とうしているのにまだ把握できて
いません。現在の技術では取り出せるのは1日10KG。それが上手くいっても
全て除去できるには計算上241年かかることになりますよ。それなのに
政府は廃炉するのに30~40年だとウソこいてます。そんなの絶対無理
です。かといってあと241年後に廃炉の計画ですといわれても、聞く方は
どうして良いかわかりません。
どちらにして、日本はとんでもないものを海岸ぺりに54基も作ってしまった
ワケで未来を生きる次世代の子孫にとんでもない「置き土産」を引き渡す
事になるのです。まずは政府に「原発ゼロ、30年後自然エネルギ発電
100%化」を宣言させるしかありません。とにかく野党政権を樹立すれば、
その宣言はさせられると思います。
このまま,なすすべがなければ映画「チャイナシンドローム」で描かれた
原子炉のメルトダウン事故で、燃料の溶融物が格納容器や建屋を貫通し、
地殻を突き抜けて地球の反対側まで達するという、日本の反対側の国である
チリ辺りに突出するという想像を、ホントのものにしてしまうのでは
ないかという考えにとらわれてしまいます。4~5代後の子孫に、デブリが
突出し甚大な放射能被害のため故郷を捨てさせた被害国に、目もくらむような
補償を子孫に負担させるかもしれませんぞ。祖先は俺達にこんな負担を
させているのに、老朽原発を再稼働させ、それを止めることもできず、ましてや
「今だけ、カネだけ、自分だけ」の政治家や我利我利亡者に「原発ゼロ」の
宣言もさせられず、責任をとらせることもできなかったのか、と「物笑いのタネ」
になるのはゴメンです。ことしの夏の参院選で勢力分野を与野党逆転させる
ことが、そのための第一歩を踏み出せるチャンスがあります。