正月早々の能登半島地震に被災したことから「街づくり協議会」
としてどんな防災取り組みができるのかを探るため、「千村台」という
地域の「自主防災会」という市民活動団体の会長Hさんを、事務局長
のUさん、女性スタッフHさんと私の3人で訪問し、あれこれの
レクチャーを受けてきました。
自主防災会は行政から補助金は期待できるが、基本的には住民
が自主的に運営する組織で①「近隣住民による共助」を支援する
②そのため「人」と「道具」を「平時」に備えておく
③具体的方法として、一時避難所に「救命ボックス」を設置し
誰でも使えるようにしておく
が、基本でそのための実践手段として「救命ボックス」を20世帯
ごと50m圏に設置することの具体化を進めているそうです。。
その救命ボックスは、災害救助に必要な最小限の資機材を収納
した小型収納庫です。見ればわかる、だれでも(素人でも)
使える道具をすぐに使える状態で自主防災会が維持管理しているそうです。
収納しているものを現地で見せてもらいましたが、収納方法,,収納品に
それぞれ「工夫」がされていて、それを考えたりするのは、案外
愉しい作業ではないかなと思いました。しかしこの辺までは行政が
関与して欲しいとも思いました。
写真説明
①救命ボックスの収納状態 スキマなく整理されています。
②ヘルメット(5個収納) あらかじめマスク・ゴーグル・
笛・ヘッドライトを取り付けています
③腰袋 のこぎり、ペンチ、皮手袋、マジック、ガムテ―プ
細ロープなどが収納されています