夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

秦野市「矢坪沢自然林伐採」と、東京都「神宮外苑の樹木伐採問題」

昨日は、「秦野住みよいまちづくり協議会」(まち協と略)

の運営会議に参加してきました。そもそもは秦野市北部の

戸川地区(現在の私の在所)の土地区画整理事業の一環と

して隣接する矢坪沢という沢に併設して都市都市道路が

計画されており、道路工事に伴い矢坪沢両岸に数百年前に

 

先人が植樹してくれた樹木が成長し延長900mに及ぶ

「巨木並木」になっていました。その巨木および樹木を

道路新設工事のため全伐採するとの住民説明会(北地区

の住民対象)で公表され、防風林としての機能や小動物

たちの生態系を保存できる森を伐採してコンクリート

護岸にするという内容でした。

 

その計画に反対する市民団体として「まち協」を組織して

行政と何回も会を重ねてきました。

 

行政は「まず計画ありき」で、計画を秦野市民全体には

知らせず,地区住民の声を(提案)反映する気は無い

ようにしかみえません。

 

また東京都においても神宮外苑のスポーツ施設が老朽化した

ことに伴い再開発する計画を認可したなかで、やはり100年

を超す「老木」を約800本伐採し、伐採後は植樹をする計画

が進行しています。スケールは違いますが「矢坪沢伐採」問題

と共にする問題が大きく社会問題化しています。

 

開発と自然保護の問題はどの地域でも問題になることなので、

東京都の問題対応も秦野にとっても、参考になることが

多くあります。それぞれの問題が、今後どのような決着に

なるかはまだ不明ですが、とにかく私は「矢坪沢の自然林」は

数百年前の先人が秦野地域の将来を見据えて植樹してくれた

秦野市の自然

www.youtube.com

遺産」として、むしろ「秦野市の売り」として

戸川公園から矢坪沢散策路そして秦野歴史博物館にいたる

観光コースとして「秦野の魅力作り」として整備すべき

と思っていますので「まち協」の一員として、仲間と共に

活動を続けます。

☆動画  東京・神宮外苑の100年の樹木伐採問題

     (1) 「神宮外苑 再開発に反対の声」神宮球場は建設から93年も経過 再開発による樹木伐採が問題に 743本は伐採【Nスタ解説】|TBS NEWS DIG - YouTube

☆動画  坂本龍一作曲 サザンオールスターズ 桑田佳祐

     「杜の詩(もりのうた)」

      →外苑の樹木伐採に反対の坂本龍一さんが作曲し、

       サザンの桑田佳祐さんが趣旨に賛成し唄っています。

       上記に挿入済