夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

も一度このTPP反対動画を観なおそう!

先日TPP交渉にあたっている甘利経産相がTPPが大筋合意した旨をメデイアに発表し、安倍ヨイショ
御用メデイアがいかにも「日本にとっていいことなんだ」風に、懸命に報道してますね。

ところが日本のTPP反対運動のリーダー的存在の山田元彦元農水省が、現地アトランタに飛んで
他のTPP交渉参加国の当事者にロビー活動で情報確認したところ、まったくそんなことはない情勢で
だれも大筋合意したなんて思ってないということを10.8日に憲政記念館で開催されたオールジャパン
「平和と共生」の集いの冒頭スピーチで暴露してました。

安倍政権はどこまでウソを重ね、メデイアをそのウソを検証もせず垂れ流すんでしょうか。

でもTPPは合意しない方がいいんですけど・・・  
TPPはこのまま纏らず決裂解散してくれれば万歳ですからね。

TPPは平成の開国なんて云っちゃって、もともとは民主党菅首相が打ち出し野田首相時代に
交渉参加に舵をきった(このとき野党だった自民党はTPP参加は絶対反対を公約して選挙を戦った)
もんでした。 この交渉参加を表明した時点で日本の運命は決まってしまったんです。

民主党がTPP交渉参加表明に「TPP亡国論」を発刊しベストセラーにした著者「中野剛志(たけし)」
京都大学准教授がリーダー格として各メデイアで論陣を張ったり反対動画がUPされてました。

UPした動画は38分とやや長いですがTPPの問題点をとても分かり易く説明してくれてます。

合意、協定調印・署名、国会議決(批准)がまな板の上に乗るスケジュールが近くなってしまった
いまこそ当時の中野さんの動画を見直す必要があると思います。

TPPの本質を理解しないでアメリカの植民地になる道を突き進む政治家・官僚。経済界・メデイアたち。
いやそれを充分承知しながら自己の保身のためだけにTPP推進しアメリカのご機嫌をとることだけに
勢力を使うことに汲々とする売国奴軍団にこそ、この動画を見直してほしい。

とにかくここまで来たら「協定署名拒否」「国会協定批准阻止」にむけ国民運動をおこすしかありません。

どちらにしても来年7月の参院選挙(半数改選)に自公議員を落選させ「ネジレ」をとりあえず
起こすしかありません。

歴史ある日本にアメリカのルールは馴染みません。

    ☆動画      中野剛志 「TPP日本終了~もうどうにもなりません~} 38:07


        中野剛志プロフィール(ウイキペデイアより抜粋)

         ・1971年 神奈川県生まれ
         ・東京大学教養学部国際委関係論)、英エディンバラ大学大学院政治思想)出身
         ・研究分野   経済ナショナリズム
         ・経産省の官僚であったが研究のため京都大学に出向した当時にTPP亡国論を
          唱えTPP反対の理論的リーダーとして活躍
         ・2012年に経産省に復帰、「新エネルギー・産業技術総合開発機構」に出向
         ・2014年から経産省に戻り、特許庁総務部総務課制度審議室長

         ・官僚でありながらTPP反対論を展開したため「異能の官僚」と呼ばれた。
         ・この面では「古賀茂明」に通じるところがありますが古賀はTPP推進ですから
          もうひとつ信用できません。といっても中野もたしか原発を国防上維持すべき
          との考えを聞いたようなウッスラした記憶があるのでTPP反対論には全面的
          に賛成ですが、他の問題については良く見解を聞いてみないと全面支持はできません。


           https://www.youtube.com/watch?v=3theHajCpVw