夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

第12回 さわやか女性のつどい

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本日「秦野市文化会館大ホール」(1400名収容)」で「全日本年金者組合神奈川県本部 女性の会」が
主催の「第12回 さわやか女性のつどい」に、一応女性の家内と行ってきました。

年金者組合なんてぇのがあることを全然知りませんでしたが、九条の会・はだののスタッフ仲間のH女史が
この会のスタッフでチケットのPRをしてたもんで初めて参加したワケです。

第一部は俳優歴60年以上のベテラン「宝田 明」さん(81)の講演、第二部が県内を7ブロックに分けて
各地区がそれぞれ企画した出し物(ダンス、コーラス、寸劇、朗読劇、踊り、演奏、リズム体操)を紹介する
スタイル。

なにより感動したのが、宝田明さんの講演の素晴らしさですね。

満州国ハルピンで生まれ(父親は満州鉄道勤務)の宝田さんの満州での少年時代の体験、引き揚げ時の苦労と
愛犬との別れ,日本に引揚げてから得た親切の有り難さと兄との再会、そして戦争は憎しみしか生まないから
絶対にやったらダメ・・・

そのため今回の戦争法に賛成した議員を来年夏の参院選で絶対に当選させないようにしよう。いまを生きる
私たち高齢者が戦争法を廃止する責任を果たして子供や孫に平和な日本を引き継ごうと声を張り上げたところでは、
会場割れんばかりの大拍手でした。

宝田さんの体験談こそ「若者たち」にも話してもらいたい内容でした。

人気商売の役者という仕事がら政治向きの話題は封印してきたそうですが、80歳を超して「人間宝田明」を
前面に出して戦争の悲惨さを訴えていこうとハラを固めたそうで、台本もなくゼスチャー、ユーモアを交え
良く通る声での、よどみのない語り口で満員の観客の感動をさそう内容でした。

     ☆画像   上    講演する宝田 明さん

                珍しく画像撮影OKでした。(最後列からの撮影なので、
                   画面はちょっと暗くなってしまいました)

           下    秦野市を含む「県央・小田原ブロック」の演技

     ☆動画   1945年、宝田明少年が見た終戦=旧満州ハルビンから引き揚げの記憶  11:03


           https://www.youtube.com/watch?v=fio3UAV1WeI


        お時間とってぜひこちらもご覧下さい。 本日の講演内容とほぼ同じです。

     ☆動画  俳優 宝田明氏 「戦後70年を語る・問う」   1:37:05

           
          日本記者クラブでの講演

           https://www.youtube.com/watch?v=woc-F-IV-xI