夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

はっけよい、のこった!

大相撲春場所も中日を越して、稀勢の里VS琴奨菊の日本人大関同士の大一番を、立会一瞬の引き落とし
のあっけない勝負で稀勢の里が9戦全勝を保って、いまのところ一歩優位にたった感じで盛り上がっています。

勝負を裁く「行司」が立会から勝負をかけて闘ってる力士に向かって「はっけよい、のこったのこった!」
と掛け声を放ち土俵上の勝負を盛り上げますよね。

あの「はっけよい、のこった」にどんな意味があるんでしょうか?   さっそく調べてみました。

有力な3つの説があるみたいです。

 *はっけよい

     嵌気揚揚」という言葉きたとする説
     「はきようよう」ではなく「はっけよい」と発音されたから

    ◆崛瓩競いなさい!」と云う意味からとする説
     「早競へ(はやきほえ)」が転じて「はっきょい」=「はっけよい」になったとする説

    「当たるも八卦、当たらぬも八卦」という諺にでてくる「八卦」を語源とする説

     八卦は中国の古い思想で、「自然界の万物の現象」を表す言葉

     この八卦が良い状態にあるという意味から「八卦良い」となったとする説で、現在最も有力な説

 *のこった

    力士がワザを出し合っている時に「すべてが良い状態にあるぞ、がんばって残れ!」
    の意味で行司が勝負を督励する掛け声

「はっけよい」に3つの説があったとは知りませんでした。