夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

五所川原 立ねぷた

おとといの25日に地元で一番大きなお祭り「秦野たばこ祭り」が行われました。

いまはもう生産してませんが、江戸の昔から「はだの」は「たばこ葉」の産地として
有名だったんです。専売公社秦野工場の跡地が現在では大きなショッピング
センターになってます。
最近は肩身が狭い「たばこ」をお祭りにしているのは秦野市くらいなもんでしょう。
したがって、このお祭りにはJTが一番のスポンサーになってくれてます。
このお祭りの呼び物の一つが「青森ねぶた」のパレードなんです。

私は、九条の会全国交流集会に行ってたので、今年はみることができません
でしたが、ねぶたを近くでみるとなかなかの迫力がありますね。

そして、九条の会全国集会の分散会に移り、私が割り当てられた6ブロックで
最初に発言したのが青森県 五所川原市九条の会世話人でした。

私はまだ行ったことが無いんですが、五所川原市には家内の義兄夫妻が
住んでまして、法事で上京した時に五所川原の名物夏祭り「立ちねぶた」
の話を聞いたことがあります。

ねぶたというと、青森、弘前のものがメデイアで多く取り上げられますが
五所川原の「立ねぶた」も東北3大ねぶたと呼ばれる中々のものです。

高さ約23m、重さ約19トンという巨大ねぶたを五所川原出身の吉幾三
唄と「ヤッテマレ!」の掛け声にのり、大通りを曳きまわす姿には圧倒されます。

ねぶたは中国から伝わった「中元」の行事が起源で400年以上前から
津軽地方を中心に受け継がれてきました

五所川原立ねぶたは明治40年頃が起源なんですが、その後火災により
長い間休止されてたんですが、復刻する会が当時の設計図を探し出し
平成10年に約80年ぶりに復活したそうです。

ですからメデイアでもあまり紹介されないので、まだまだ全国的な認知度
は低いのではないでしょうか。

五所川原市の人口は現在約55,000人、ご多分にもれず人口流出に
悩んでいる市ですが、動画を観てもらうと解りますが「老いも若きも、男も女も」
心からこのお祭りを楽しんでいますよね。
宣伝をもっとすれば大きな観光資源になりますよ。

それにしても、これだけの高さのねぶたを曳き回すには道路にガード、
歩道橋、電線、他の構築物等「じゃま」になるものがないと云う事ですよね。

そこらへんが地方都市のいいところだと思います。

それにしても「日本のお祭りのバリエーションの豊かさ」は素晴らしいです。

TPPによって農村が壊れ、大事な地方文化・伝統が壊されないように
しなくては・・・

秋の臨時国会のTPP批准は大きなテーマになると思います。

こんな「売国」の協定をゼッタイ認めたくありません。

それでは約11分の動画ですが「2016五所川原 立ねぶた」をお楽しみ
下さい。

     ☆動画    2016 五所川原  立ねぶた

      https://www.youtube.com/watch?v=jW8s_AGsCgo    11:49