の結婚後から29歳でツアー先に移動中の自動車内で心臓疾患の悪化により
若き命を亡くすまでを描いた映画を横浜 関内の伊勢町商店街にある
横浜ニューテアトルという劇場で観てきました。
彼の活動期間は1947年にデビューして以来たった6年間の活動で
36曲のヒット(内ビルボード誌カントリー部門のNo1ヒット11曲)を飛ばし、
レコード売上約1,100万枚というカントリーにとどまらず、ジャズ、ポピュラー
ブルース、ロックに影響を及ぼし、アメリカ音楽のルーツミュージシャンと
云われている偉大なシンガーソングライターなんです。
日本のカントリーシンガーでも男女を問わず、ハンクの曲を最低でも10曲以上
をレパートリーに入れてないとカントリーシンガーとして認めてもらえないはずです。
彼は音楽的、金銭的には成功しましたが「二分脊椎症」という持病を抱えて
おり、襲ってくる背中の痛みに堪えかねて「モルヒネ」や「アルコール」に
頼るようになり、最初の妻「オードリ」-と離婚した後に、ジーンという二人目の
女性と結婚しますが夫婦仲は常に問題を抱えていました。
日本では「ジャンバラヤ」「ユア・チーチン・ハート」「ヘイ、グッドルッキン」
などは一般の方にも知られるのでないでしょうか?
そのハンクを演じるのは、英国貴族の血筋で名門ケンブリッジ大学首席
卒業の経歴を持つ英国の俳優「トム・ヒドルストン(Tom Hiddleston)」さん。
全編に流れる、ハンクの名曲を全部彼自身が唄ってることに驚きました。
上手いです。
☆動画 I Saw The Light 予告編
そして夕方は「横浜開港記念館の講堂」で神奈川弁護士会主催の講演会
に参加してきました。
演題は「立憲主義と司法 その今日的意味を考える」・・・
講師の石川さんは、今年54歳の若き学者で「立憲デモクラシーの会」の
呼びかけ人の一人ですが、冒頭に「本日の講演内容は、ちょっと難しいかも
知れない」とワザワザ前置きしたくらいで、おっしゃる通り、私の論理的思考が
できず「直感」だけで生きてきたアタマでは、とても理解が出来ませんでした。
裁量行為論、司法と裁量不審理原則、逸脱濫用審査、統治行為論
概括主義と列記主義、統治行為のカテゴリーを承認(内在的制約説)
「無効の行政行為」論の応用、超・法内容的限界(論理的限界、事実的限界、
正義的限界)、実体法と手続き法と「流動的実体法論」
レジュメに並ぶ難しい単語です。これを見て(そう言っては申し訳ありませんが
恐らく前のブロックはスルーしてしまった人が多いのでは?)
まあ、いくら聞いてても、なにがなんやら解らずの状態のまま終わってしまいました。
私も、いままで沢山の講演会に参加してきましたが、昨日の講演内容が一番
理解できなかったですね。
「難しいことを易しく説明する」のが一流の講師で、「易しいことを、難しそう
に説明するのは」三流以下の講師と、理解出来ない自分のアタマの悪さを
棚に上げ、講師のせいにして留飲を下げてる情けないワタシなどでありました。
内容が難しいので「質問」も、講演を聞いてた弁護士3人が登壇して、3人が
一問ずつ質問する形式をとってました。 その質問の内容も石川さんの回答も
よく理解できない私なのでした。
結局、ハンクの伝記映画を気分よく観賞できたことと、午後の講演会までの
時間つぶしに横浜港に停泊中の「大型客船」をまじかで写真を撮ることが
できたことと、持参した本が大分読めたことが収穫の昨日でしたわ。
☆画像 上から
。石川 健治さん講演会の模様 いつもは満員なのに演題が
堅かったためか、この程度
・講演後の3人の弁護士が登壇しての「質疑」の模様
・横浜ニューテアトル入り口
・停泊中の「大型客船」 まるで海に浮かぶ横向き高層ビル
デカイ!! のひとこと
・講演会の会場 「横浜開港記念館」 雰囲気があります