夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

期待しないけど、期待してます。

今朝の東京新聞の名物特集記事欄「こちら特報部」は私にとっては
目を見張る「民進党{原発ゼロ法案}策定へ」という特集でした。

民進党エネルギー環境調査会が1月27日会合を開き「原発ゼロ基本
法案」を策定の方針を示し、内容を煮詰めたうえ、3月の党大会で
法案の骨格を公表する予定で作業に着手したそうです。

会長の玄場光一郎さんは「再生エネルギーなどの技術革新があり、
これまで民進党が掲げてきた2030年代の原発ゼロの方針の前倒し
も可能では」とのべているそうですから、2030年代に原発ゼロを達成
することは目標の目安となるでしょう。

ただ民進党内には連合傘下で「原発容認」の組合員22万人を要する
電力総連出身の脱原発に否定的な議員も少なくないだけに、またも
民主党時代の「2030年代に原発稼働ゼロを可能とするよう、あるゆる
政策資源を投入する」とした新エネルギー戦略」を閣議決定する方向
だったけど党内外の圧力を受けて「参考文書」にトーンダウンし
「腰砕け」になったという輝かしい実績があります。

一回圧力に負けて国民を裏切ってるだけに、「原発ゼロ法案」策定し
公表することは民進党が生まれ変わったと「覚悟」を示すチャンス
となるとおもうので、党大会で法案の骨格を示し、政権を獲ったなら
必ず実現するとして、来るべき衆議院選の「争点」として自公政権
争えば、野党共闘側が勝利する目も出てくると思ってます。

民進党さん・・・

ダメになった時のショックを和らげるためにあんまり期待はしてない
けど、心の中では「大きな期待」をしてますから、真剣に法案策定に
取り組んで下さいよ。