夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

次世代型原発開発をめぐる「山本太郎れいわ共同代表」vs「西村経産相」との質疑

岸田内閣の2大悪法(ホントはもっと悪法を可決しましたけど)

軍事費の倍増という大増枠と並ぶのが原発回帰法(GXなんやらと

5つの法案を束ねて、国民の目をごまかして成立させてしまった悪法)

のなかで、原発新設の根拠にしている「次世代小型原発開発」

について、参議院で5月23日の委員会で行われた山本太郎

れいわ代表と西村経産相とのやりとりをご覧ください。

 

みなさまはどちらの見解の方に同意されますか?

 

私は100%山本太郎の見解に同意です。現在の原発原発メーカーや

電力会社は「5重の安全構造ですから、事故は起こりません」と

散々、安全アピールいてきたのに、起こりえないとされた

「全電源喪失」が福一で発生したんです。想定外の事故ではないですよ。

国会で共産党の吉井議員が大地震時に発生する津波高さを提起したのに

東電幹部が何も対策しなかった。それなのに、誰も責任を取らされない。

 

そういう事件があって、福一のメルトダウンした核燃料の取りだしも

未だに即死レベルの放射能を放出しているので近づけない状況ですよ。

 

そういう中で、スポンサーである財界の圧力(献金の圧力です)に

負けてしまった岸田首相の愚かな判断です。

 

それにしても、山本太郎代表には相当優秀なブレインがついて

いると思いますね。彼の国会質問はすべてデータに裏付けられて

います。今回の質問のように日本原発の過去の事故、米国の圧力

などの事例を並べて、原発不要の結論を出しています。

 

それに対する推進側はまたまた「次世代型」という言葉のまやかしで

国民をだますつもりのようです。「次世代型」と「5重の安全構造」も

基本的には言葉のまやかしだと思います。次世代というと、いかにも

改良され安全が担保できる原発と思わせようとしていると思ってます。

また事故を起こしても「限定的」などと根拠のない大ウソでごまかす

つもりのようです。事故で放出された放射能は大気に運ばれ、どのくらい

広がってしまうか分からないんですよ。原発はもう諦めるしか

ありません、原発メーカーはその技術と開発費を自然エネルギー

省エネ、廃炉技術に切り替えて下さい。

☆動画  「次世代型原発開発」を巡る、山本太郎れいわ代表と

      西村経産相との国会質疑  2023.5.2③参議院

       https://www.youtube.com/watch?v=zMozH7maQcQ