夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

第48回衆議院選挙 神奈川県のまとめ

昨日投開票された衆議院選挙の結果「安倍一強体制」
継続を許すことになってしまったことが残念で
なりません。与党系で改憲発議が可能な3分の2以上
の勢力を確保できたため、安倍首相念願の「憲法改正が具体化するかもしれません。

神奈川県全18区の「与党系」と「.野党系」の獲得票数
の総計(単純な足し算)を比較してみました。
     A         B
    与党系     野党系   差    当選者数
   (自、公、維) (立、希、共、A-B  選挙区 比例
              社、無)
1区 103,070    112,452  9,382          1区 123,218     92,525  30,693
3区 105,334     96,074  9260
4区 107,195     85,638 21,557    1
5区 120,068    112,582  7,486
6区 107,212     86,291 20,921    1
7区 103,324    116,504 13,180          1
8区  79,637    143,521 63,884    1
9区  70,819    104,821 34,002    1
10区 113,824   107,358   6,466         1
11区 154,761    43,590 111,171
12区  83,924   116,402  32,478    1
13区 127,214    99,406  27,808
14区 105,953   121,988  16,035         1
15区 159,647   76,404   84,243
16区 110,508  125,055   14,547         1
17区 117,003  111,205   5,798
18区 111,285  106,309   4,976
当選合計 11人                 5    6

とまあ、こんな具合でした。2区(菅)、11区(小泉進次郎)、13区(甘利)、15区(河野太郎)と自民の強い候補
を除けば、与党系と野党系の総数は極端な差はないんですよ。与党側総数が多い選挙区でも充分勝負になる票差です。

当初の市民側の目論見通り「4野党共闘の統一候補」+市民連合と与党側の候補と1:1の勝負に持ち込めれば、「勝機」もずいぶん.多かったと思うと残念な結果と
言わざるを得ません。..

「小異を捨てて大同につく」ことの重要さを改めて
認識させられた選挙でした。