夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

秦野市長選挙の投票先

本日は秦野市長選挙の投開票日・・・

現在は、すでに投票が終了したので私がどちらに
投票したのかと、その理由をOPENにしようと思います。

両候補の地域行政に関する公約は、どちらもにたり
よったりでしたので「いいなイエロー市民の会」が
行った、国の政策について両候補へのアンケートの
回答(要約)で決めました。

Q1:安保関連法制(=戦争法)についての見解は?
 ・高橋候補 安保法制は集団的自衛権の行使を
  容認することで、憲法違反の可能性が高い
  法律群なのでひとまず廃止すべきと考えている。
 ・古谷候補:現職の市長として、すでに施行されてる
  法律の是非について言及することは差し控えます。

Q2:「憲法」を暮らしに生かす社会の実現への見解
  ・高橋候補 国民の憲法への関心が不足している
   と捉えている。
  ・古谷候補 「憲法を暮らしに生かす社会の実現
   のためには、立憲主義と民主主義の下、最高  
   法規としての憲法を国、自治体、国民が遵守
   することが社会の一層の発展につながると
   考えます。

Q3:「立憲主義や民主主義の回復」についての見解
  ・高橋候補 立憲主義・民主主義とも徐々に機能
   しなくなっていると認識している。
  ・古谷候補 日本は立憲主義・民主主義が守られて
   いると捉えている。
   *我が国の今日の繁栄と平和な暮らしは、立憲 
     主義・民主主義の下で築かれました。今後も
     国民一人ひとりの努力によって守り続ける
     ものと考えます。

Q4:「原発稼働40年で廃炉の法律を厳守」への見解
  ・高橋候補 政府として、まず「原発ゼロ宣言」を
   することを優先すべきと認識している。
  ・古谷候補 原発の運用については国家のエネ
   ルギー施策であり、国政の場での議論を経て
   決定されるべきものと考えます。

Q5:「自然エネルギー化の推進」についての見解は?
  ・高橋候補 電力調達は自然エネルギー発電の
   推進による「地産地産」への変化の時と捉えて
   いる。
  ・古谷候補 本市の特性である「水と緑」を生かし
   ながら環境負荷の軽減につながるエネルギー
   の活用に取り組む考えです。

高橋候補は自民党の応援を受けており、当初は
全然、対象にしてませんでしたが、アンケートの回答は
意外や意外の内容でした。

かたや古谷候補はQ2で、憲法を国、自治体、国民が
遵守するものと「国民」を遵守対象にいれてる回答に
幻滅しました。28歳で市議に当選し、県議、秦野市
と42年も政治を仕事にしてきたのに、憲法の尊重・擁護義務は閣僚、国会議員、公務員であり、国民は
主権者なので権力の暴走を監視する役割だという
基本を理解してないことは驚きでした。

高橋候補の回答は、自民の政策とは「真逆」のものも
多くまあまあこの通りであれば、いいのですが
自民党から応援を受けていることから、ほんとうは違う考えなのに、選挙目当ての回答かもしれませんので、全面的に同意することは出来ない可能性もありますが、一応回答を信じて高橋候補に一票を投じて来ました。

でも、12年間(3期)の実績がアピールできる現職の
強味があるので、恐らく当選するのは古谷候補
の方でしょう。