県民党をなのり、柏崎原発に慎重ポーズを、とり
ながら、実質は自民党と当初自主投票を決めながら
最終的には支持に変えた公明党の支持も取り付けた
花角英世候補が初当選し、5野党1会派の統一候補
として戦った「池田ちか子」候補が敗れてしまいました。
安倍首相の自民党総裁選三選がかかるだけに、与党
サイドも必至に組織票を固めた結果だと思います。
得票数は・・・
花角候補 546,670票
池田候補 509,568票
安中候補 45,628票
花角さんと池田さんの差は37,102票でした。
正直、両候補がはぼ拮抗する闘いで、野党共闘
もしっかりできてただけに、このような負け方を
するのが、一番悔しい負け方だし安倍首相に
三選の芽を与えてしまったと思うと、なおさら
悔しさが増しますよ。
死んだ子の歳を数えてもしょうがないんですが、
三人目の候補、安中さんですよね。もちろんホンキで
知事になるために立候補したのでしょうが、彼の
柏崎原発への主張は「再稼働はゼッタイさせない」
でしたから、革新系の候補だったんですよね。.
彼の45,628票が池田候補に回ってれば、
与党系 546,670票
革新票 555,628票
で、8,526票差になり僅差で革新系が勝ってた
ことになるんです。
結果的に革新票を分断してしまったんです。
ヘソ曲がりの私は、自民陣営の悪知恵選対
が、ウラで何かの恩恵条件を出して、立候補
をけしかけたんじゃないのか？と邪推してしまいましたよ。あるいは実質「与野党対決の代理戦争」とメデイア
に位置付けられ安中さんは泡沫候補扱いでしたので
野党側に知恵者がいれば選挙戦終盤、安中さんを
おろして池田さんの支持に回るとして、知事になった
場合の副知事位のポストを与える取引をしてれば
どう転んでたか分からない選挙でした。
野党は自民のようなワルさをしないマジメな人たち
ばかりだから、そんなことはしないだろうけど、
野党候補として、一本化するくらいの知恵は必要
な選挙だと、思わせてくれた選挙結果でした。
☆動画 新潟県知事選挙結果 6：32
