私的会話で、「.日本が米国の防衛に駆け付ける義務
がないのは一方的すぎる」として、「不平等な日米安
条約は破棄」、そして日本が沖縄の米軍基地を移転
させようとするのは「ある種の土地収奪」だと考えており
その土地は「開発する価値があり、百億ドル（約1兆
1千憶円）に値する」として財政上の補償を求める
」（立ち退き料をよこせということ）考え示したと米の
通信社は伝えたそうです。
参院選を前にして日米両政府は「報道にあるような
話しはない」（菅官房長官）と「火消し」に大わらわの
ようですね。
トランプさんは自分の大統領選の時、日本が
米軍駐留費を全額負担しなければ基地を引きあげる
と発言して、私はぜひ引き上げて下さいと願ったんですが、大統領に当選したら日本が他国に比べて駐留費
の約75％負担してる実態が分かったらしく、すっかり
そのことについては封印してしまいまっしたが、今回は
違った切り口から迫ってきたつもりなんでしょう。
私は日米安保条約破棄を日本側からいいだすには
の改組など一朝一夕には準備できない日本の政治・
社会・経済変革との日本国民の意識改革が必要で、
今安保破棄を決断しても、今後30年くらいかけて
じっくり準備してから、やっと米国に破棄通告すると
いう時間が必要だと考えてますが、米国から一方的
に通告されれば一時的な国内の混乱は避けられ
ないでしょうが、その方が国民の危機意識が統一
され日本人特有の集中力が発揮し、短い期間で
立ち直り、新たな国造りができると思ってるんです。
一部の政党を除いて「日米基軸」を基本にしている
政治家がはびこるなか、いつの間にか日米安保体制
に異を唱える声が聞こえなくなり、国民全体が
「米国の占領状態」から日本が自立することに
「思考停止」の状態にある中でトランプさんのホンネは
日本国民として考える機会を与えてくれた、歓迎すべき発言だと私は思ってます。
代表でさえ「愛国者の私から見たら、物申さない
安倍首相も「親米のポチ」にしか見えない。トランプ氏
が『一兆円払わないと基地を返さない』と脅しを
かけてくるなら『カネを払うから全面的に基地を返せ
といえば言えばいい。米国に追従したら戦争の
下請けを担うだけ。日本の平和のため、自立の
ために何ができるのか、筋を通した考え方を示す
べきだと思ている」と語ったと東京新聞は伝えて
ました。
評論家の太田昌国さんは、「そもそも問題なのは、日本の歴代政権が日米安保体制に頼り切り、東アジア
の平和を創造する姿勢がないまま今に至っている
状況だ。最近は「憲法九条を守りたい」と訴える人達
の中にすら日米安保を肯定する人が出てきている。
今回のトランプ発言は、自身の2期目の大統領選
や安全保障問題でブラフを日本にかけてG20サミット
で日米貿易交渉を有利に進めようとする、トランプ
流の「駆け引き」とみる向きも多いようですが、
私はこのトランプ発言を真に受けて、トランプさんの
いう通りか金をはらいますから、日米安保、日米地位
協定、そして全ての密約を破棄してください。そして
米国とはあらたに「日米友好条約」を結びましょう」
と提案すべきと願ってます。安倍首相にはゼッタイ
ムリな要求だとは思ってますけどね。でも、これを
機会に日本国民の「安保可否思考停止」状態からは
抜けだし、東アジア共同体の確立に「軸足」を移す
べきだと思いますね。
先に述べた右翼に人の意見には珍しく私も賛同
できるのですが、安保を破棄した後は、きっと
日本の自衛力強化、ひいては核武装までいいだし
かねないので、そこは心配なんですけど・・・
安保破棄後は、自衛隊を順次縮小して九条を
具体化して軍備の無い東アジア共同体確立のため
尽力するのが日本の進むべき方向だと私は思って
ます。
