見学会の案内があったので、本日9:30~11:30
管理センター内各施設の見学会に参加してきました。
おりから、小中学校は夏休みに入ったので、父兄に
連れられた.子供も社会インフラの勉強のためか
沢山参加し、過去最高の約80人の参加で2班に
判れて職員が引導してくれました。
この歳になるまで私も下水処理場の見学はしたことが
なかったので、新鮮な気持ちで見学ができました。
この浄水場の敷地は東京ドーム2個分の広さが
あるそうで、ここで秦野市の下水の3分の2を処理
してるそうです。
秦野市の下水処理は、日本で広く使われている
「標準活性汚泥法」を採用してるそうで、この方法に
大変驚きました。。
この標準活性汚泥法とは「細菌や微小動物などの
微生物に汚水中の汚れ(有機物)を食べさせることで
水をきれいにする手法」のことです。この微生物が
汚れを食べると微生物がたくさん増えてしまいますが
増えた微生物は互いにくっつき固まりになるため、
これらを沈殿させることで汚泥を除去することが
できるそうです。
私は下水処理は、何層ものフィルターを通すことに
よって浄水するという先入観を持っていたので、汚泥を
食べる微生物に処理させていたとはしりません
でした。
そんな人間社会のインフラに貢献してくれてる微生物
は①プレファリズマ(体長100~200μⅯ)②シャト
ノーマス(イタチムシ 体長200~250μm)③レパ
デラ(体長120~200μm)④クマムシ(800~1,200
μm)が代表的なもので、ほかにも数種類がいる
そうです。
この微生物は河川等の自然界にいるもので、培養
に似た方法で反応タンク内に常に行一定数が繁殖
するように管理しているとの説明でしたが、まさに
「ミクロの決死圏」の世界。私には???の世界
でした。人間のためにこんなに働いてくれてる
微生物に愛着さえ感じた見学会でした。
☆画像 上から
・事前説明会
・下水処理場 全景俯瞰(この地下に
①沈砂池②最初沈殿池③反応タンク
⑤最終沈殿池⑥塩素混和池がある)
・この地下が微生物が働く「反応タンク」
・最終沈殿池
・きれいになった水はこの川に放流される