夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

「自衛隊も米軍も、日本にはいらない」著者「花岡しげる」さんの講演会に参加

昨日、市ヶ谷の「教育文化会館」5階会議室で、

9条地球憲章の会主催の「花岡しげる」さんの

講演会が18:00~20:30 ,にかけ開催されたので

参加してきました。講演会の会場参加は15名限定

であとはオンライン参加の運営でしたが、会場の

場所やオンライン参加のアドレスも当日の朝に

メールされたいう状況で、いままで経験した

講演会の中では一番厳しい入場管理でした。

 

講師の「花岡しげる」さんは、防災関係の諸官庁

を統合して50万人規模の防災や災害救急を一元管理

する「防災平和省」を設立し、日本の災害復旧だけで

なく、要請があれば世界中のどこへでも災害復旧支援

に駆け付け、災害復旧・復興の支援をする組織として

自衛隊員の希望者は、全員を採用とする構想です。

島嶼防衛などの国境警備は、最小限の装備をもつ警察

組織が担当し、災害がない時期は一次産業(農業、

水産、林業、畜産等)支援に従事するという構想で

日米安保条約は破棄し、日米友好条約を新に結ぶと

いうものです。

 

花岡さんの構想の「骨子」は性善説に基づくもので

世界に対し,日本国が非武装・中立を宣言し、

「善行」を積み重ねていれば、「日本を攻めようと

思うような国はないはず」で、いわば中村哲医師が

行った善行を国を挙げてやろうじゃないか、という

提案なんですね。

 

要は「いかにして、敵を作らないか」です。

この防災平和省統合構想は予算的にも、現在の防衛省

予算約5兆円を振りむければ可能だし、自衛隊員の

希望者は全員受け入れられるし,省庁の統廃合です

から憲法をいじらなくても可能だし、ということ

なので、時の政権の「政治決断」と有権者の「覚悟」

があれば具体化が可能だと、私も考えてます。なぜ

かって、中南米の「コスタリカ」は、日本と同じく

憲法常備軍を禁じ、その予算を福祉・教育に投資し

平和国家をを築いているからです。

 

終了後、参加者および主催者全員に秦野市民有志が

まとめた「市民が描く 日米安保条約破棄のロード

マップ」を配布してきました。

f:id:okihadat0117:20201117134313j:plain

花岡しげる講演会