昨15日に「地域的な包括的経済連携(RCEP)」の
参加国15カ国が協定に署名しました。協定発効は
ASEAN10カ国とそれ以外の5カ国(中国、日本、韓国
豪州、ニュージランド)のそれぞれ過半数が批准
することが条件になっています。この地域自由貿易
協定が発効すれば、参加国の人口は23億人、国内
総生産(GDP)の合計は世界の約30%を占めるという
世界最大の自由貿易圏が誕生する事になります。
なにせGDP世界2位の中国と世界3位の日本が参加
しているのが大きいですね。
日本にとっての重要5項目のコメ、麦、牛豚肉、
乳製品、砂糖を関税削減、撤廃の対象から除外できた
ことも日本農産物・農家の保護、ひいては自給率
の維持・向上の観点から良かったと思います。
私は、これの協定を発展させることを機会に日本の
生命線である貿易の「軸足」をアジアに切り替え、
外交の軸足も、米国から「中国」「韓国」「北朝鮮」
に移行するべきだと考えています。なんといても、
私たちはアジア人で中国とのお付き合いの歴史は、
アメリカなんて比較にならないのですから・・・
☆動画 中国首相「多国間主義の勝利」と米を
けん制 0:44
https://www.youtube.com/watch?v=c2vcWm8e9Yo