夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

歌集「憲法を詠む」第12集

昨日鶴巻地区の住人で、最近知り合った元特別支援学校.教諭のYさん(男性)が、2020年憲法九条を守る歌人の会編による歌集「憲法を詠む 第12集」を贈ってくれました。45Pの小冊子に会員の方の短歌が100首以上掲載され

います。私が「緑のはだの」会報秋季号にYさんの

作品を2編掲載したので、その返礼の意味もあって

贈っていただけたようです。もとより、短歌・俳句等

にはまったくシロートの私には、どれも秀作にみえ

ますので、あくまでもシロートの主観で気に入った

もの10首をせっかくだから紹介させてもらいます

★歌集.「憲法を.詠む」 第12集より

憲法を敬さぬ者を国会に送るべからず-国民の義務

 

核兵器で脅すも条約違反なら抑止力に頼るも共犯

 である

 

・六十年のちにこの児はお爺さん九条共々すこやか

 であれ

 

・出稼ぎの.貧しい村に最新の産業をここへと原発

 誘致

 

.・まず対話 話し合わずに先制の攻撃論議かヤクザ

 の集団

 

・戦争を二度とさせない憲法持つ孫子に渡さん生きた

 証に

 

・コロナ禍の損失補填は出し惜しみ不要不急の武器は

 爆買

 

・炎天ををそっと仰ぎて祈りいる核の傘より日傘の

 恋を

 

・武器持てば使いたくなる人の性亡き父の言葉かみ

 しめる

 

・コロナにはまったく無力の核兵器「抑止力」言うが

 人命守れず