夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

菅首相長男の総務省幹部接待事件の「もう一つの問題」

現在、菅首相の長男による総務省幹部接待に

ついて、週刊文春が会食時の会話の音声を公開

したことにより、参加幹部のうそが明らかになり

参加した4人の内2人が20日付けで「官房付き」

に左遷させられました。この問題は「国家公務員

倫理規定」の「利害関係者」による接待に当たる

ので、メデイアも問題にするのは当たり前だと

思います。

 

私が「腑に落ちない問題」と考えるのは週刊文春

音声データの方です。どこで会食してたのか私は

知りませんが「その場所に誰かが盗聴器を仕掛けた」

はやく言えば「盗み録りして密告(たれこみ)」を

したという事でしょ。誰が盗聴器を仕込んだのか?

可能性は①お店②お店の店員を文春のトップ屋が

買収して、設置させた③会食参加者の誰かが内部

告発のため密かに録音し文春に持ち込んだ

④捜査当局が内定段階で仕込んだ、を考えましたが、

①②はお店の信用にかかわり、それが総務省にばれたら、それ以降.利用してくれなくなるというリスクがあるので、まず考えられない③は仲間として過去何回も

菅首相長男の接待に応じて(12回とか)いるので、

考えられない。④日本の捜査当局は盗聴してまでの

捜査は認め.られていない。よしんば、あったとしても

捜査資料を文春に持ち込むようなことはない。

 

私がトップ屋ならこうするを考えてみました。

菅首相の周辺を嗅ぎまわるなかで、長男の総務省

幹部接待が頻繁に行われている情報をキャッチした。

これは「特ダネ」になると直感したので、幹部

周辺の公務員に接触し接待の日の確度の高い

情報を得た。その2~3日前に接待場所の店に、

変装して客として訪れ実際に食事をし、給仕の隙を

見て盗聴器を設置した。長男と幹部4人の会食を

確認した翌日、今度は別のペアを食事に行かせ回収した。

 

そして、週刊文春に高く売りつけた。こんな

ストーリーでいかがでしょか?

 

それにしてもコワイ世の中になったもんですね。

昔から「カベに耳あり、障子に目あり」と言われて

ますが、現在では.「盗聴器」を使って密告されると

いう社会になってしまったのですね。文春の方は

ニュースソースは絶対に明らかにしないでしょうが、

こちらは犯罪にはならないのでしょうか?