憲法9条の理念を世界に広げる運動に
取り組んでいる市民団体に「9条地球
憲章の会」が、9条の理念を反映させた
「地球平和憲章」の条文と解説を収録
したブックレットを出版したことを
昨日の東京新聞が6面で伝えていました。
(花伝社 A5版 128ページ 1000円+税)
同会は、安保関連法制(-戦争法)を自公
政権が2015年に強行採決して成立させた
ことに危機感を抱いた堀尾輝久東京大学
名誉教授が代表となり2017年に設立し、
世界から戦争を無くすための憲章づくりを
始め、2020年4月に「非戦、非武装、非核、
非暴力、平和に生きる権利」を柱とする
地球平和憲章の「日本モデル案」を完成
させていました。
私は、堀尾名誉教授の講演会に2度ばかり
参加し、最近日米安保破棄のために行動を
共にしている「自衛隊も米軍も、日本には
いらない!」の著者「花岡しげる」さんが
同会で講演をしたこともあって、なにより
その考え方に同調していることもあって、
応援団のひとりと自認しています。
主張していることは、世界から戦争を無くす
ことですから、現実主義者や戦争で儲けている
産業に従事している人たちからは、いつまで
「お花畑で遊んでいるんだ」とか「理想主義も
いいかげんにしてくれ」と批判されると
思いますが、日本は先の戦争後70年以上
戦争に巻き込まれずに過ごせた実績があるの
ですから、戦争国家「米国」だって、その気
になれば出来るはずだと思っているんです。
軍需産業に関わっている人たちを吸収できる
「平和産業」をどのように構築できるのかが
「鍵」ですよね。