夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

7年前に起きていた、ロシア・ウクライナ戦争の「遠因」

本日で2月24日にロシアが特別軍事作戦と称するウクライナへの侵攻を

してから2ケ月となりました。米国やNATO諸国がウクライナを身代わりに

武器を提供し続け、軍需産業幹部の「高笑い」が響き渡るなかで、市民が

殺され、祖国を追われ逃げまどい、国土は焦土となっているのに、停戦・

休戦の話し合いも進まず、有力な仲介国も現れず、国連も機能せずと

いった状態で先が見えません。完全に泥沼化で停戦の糸口が見当たりません

 

この戦争について書くとスペースがいくらあっても足りませんので、多くは

語れませんが、すでに7年前にこの戦争の遠因となった事件をNHK海外

ニュースが伝えて板ですがのですが、国内メデイアはスルーだったと思います。

 

ウクライナ国内で2014年に「マイダン革命」と呼ばれるクーデターが

発生し親ロシアのヤヌコヴィッチ大統領が失脚してロシアに亡命し、親欧米派

のポロシェンコが大統領に当選します。この政権転覆に反発したロシア系

ウクライナ住民が多数を占める東部のドンパス地方とクリミアが分離独立を求めた

ことに対しウクライナ政府軍がその地域を攻撃し「内戦」状態になりました。

 

この時の政府軍による,同朋である同じウクライナ人の地域に対する武力攻撃

で禁止されている「白リン弾」を政府軍が使用したことをNHK海外ニュース

が伝えている動画です。

 

この後、同年9月に東部2州を「特別自治区」とする「ミンスク議定書」が

ウクライナロシア連邦ドネツク民共和国、ルガンスク人民共和国

ドンパス地域における戦闘(ドンパス戦争)の停止について同意しました。

この調印がベラルーシミンスクで行われたので「ミンスク合意」と呼ばれています。

しかし、とにかく色々あって(イロイロの内容は長くなるので省略)結果として

守られませんでした。今回プーチンが戦争にと突入した大きな理由になっています。

 

インド、中国、などが仲介にのりだしてくれたら少しは好転するのではとの、

期待をかけていますが、この先どうなるかの先が見えません。本当は非武装

中立の日本が憲法の条文通りの国であれば「仲介適任国」なのですが、自公政権

により「武装」「米国従属」に成り下がっており、戦争に必要な、防弾着、

ヘルメット、ドローン、などを援助してるようではロシアから見たら「敵国」

ですから、とても仲介はムリですね。AB元首相はプーチン大統領と20数回

会って大変親しい中だと自慢してたんでしょ。オイAB!一言でもプーチン

「忠告」でもしたのかよ。

 

日本がやるべきことは、戦争用品の支援じゃなくて、とにかく避難している

方たちへの「人道支援」だけに徹することだと思います。

☆動画   ウクライナ政府軍が、禁止されている「白リン弾」を使って

      ウクライナ東部ドネツクを攻撃したことを伝えるNHK海外ニュース

       https://www.facebook.com/100002211754755/videos/1260003231199472