夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

小水力発電の実験授業に参加

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本日は、 小田原市下曽我小学校で夏休みに入ったばかりの4~6年生の希望者25人が参加して
再生可能エネルギーこそ飛躍の力」と云うサマースクールが開かれたので、主催者の了解をもらって
小学生と一緒の夏季特別授業に参加してきました。

そのため地元の鶴巻温泉駅に7:00に着いたところ、もう現職の市議会議員Fさんが朝立ちして
議会報告 夏季号を出勤する人に配布していた。

告示前だけど市議選は、すでに山場を迎えてる思いを強くしました。N女史本人と後援会も相当
頑張ってますけど、本番になってからの体力を温存しておかなくては・・・

でもって下曽我小への道を散々迷った挙句、集合時間の8:30になんとか到着。

最初は校舎2階の大変立派な理科実験教室で「エネルギーから経済を考える経営者ネットワーク
会議 事務局長の小山田 大和」さんによる再生可能エネルギーのとはなにか?なぜ今再生
可能エネルギーなのか?小田原市の取り組みの現状は?などについてクイズと質問を多用しながらの
プレゼンテーションをPCポインターを使いながら約45分間の授業。

これが小学生相手の内容だけに大変解りやすかった。プレゼを担当した小山田さんはまだ35歳との
こと。最近青年会議所日本会議に席巻されてる情報が多かっただけに、彼のような若き経営者が
いることにちょっと安心しました。

また講師の質問に元気よく「ハイ!」と手を挙げて正解を連発する男の生徒に講師は「キミは
原発のこととか、再生可能エネルギーのことをよく知ってるんだねぇ」と褒めたら、その男の子が
「お父さんがいろいろ話してくれたから」と答えたのがとっても印象に残りました。

やはりお父さんの役割は大きいですね。

次は玄関前の広場で「小水力発電機」の最終組み立て。

といってもスクリュウー部と透明樹脂カバーのねじの締めつけという単純な作業。やっぱり男の子だねぇ。
先をあらそって、しかも地面に寝転んでねじを締めてくれました。

組み立て完了したので、生徒たちは実験場の「曽我神社(仇討で有名な曽我兄弟を祀ってある神社)」
横を流れる用水路といっていいチロチロとしか流れていない小川に徒歩で移動。
(私は主催者大久保さんの車に同乗させてもらいました)

浅い平たん部の流れではたいして発電できないため、最初に農業用プラスチックの箱に大きな
ポリ袋に水を入れ、それを重りとしてVの字形にならべ上からブルーシートをかけた水路を生徒も
参加して完成。

いよいよ小水力発電実験機をVの字の先端部にセット・・・

まだ流れの勢いが弱く、電気はつくものの確認ライトは「点いたり消えたり」の状態。

そこで、参加してる父兄の力も借りて発電機を「段差」で小さな「滝」のようになってるところに
移動して新たにセットしたところ、確認ライトが昼間でもはっきりわかる明るさで点灯!

子供たちから大きな拍手が自然に湧きあがりました。

やはり「勢いのある流れ!」を発電機の部分でどうやって得るかが小水力発電のポイントだと云う事が
良く解りました。。

最近は小学生と接する機会はほとんどなかったので大変楽しい体験であり、しかも秦野市の再生可能
エネルギーへの取り組みの遅れを実感した体験でもありました。

電力の地産地消は地域の中小企業に活躍の場を与えられるし、地元住民の雇用増にもつながる
有力な地元のビジネスチャンスだとの想いを強くもちました。

小山田さんのプレゼによりますと、小田原市再生可能エネルギーの取り組みでは日本のトップレベ
なんだそうで、他地域からの見学者が絶えないそうです。

今回計画してる「食品と放射能について」の講演会が終わったら、小山田さんを呼んで小田原市
取り組みを説明してもらい、小田原市や民間が再生可能エネルギーに取り組んで成功してる
施設がいくつかありますので、ぜひ「見学会」をよびかけたいと思った見学でした。