本日、「3.11十周年記念.イベント実行委員会」主催
(小田原市後援)の県西地域の再生エネの現状と
問題点、そして今後の方向についての説明会が、
小田原コンベンションホールで開催されました。
明日も同じ場所で「3.11十周年フォーラム」が
行われるので、私は連チャンで小田原通いです。
まず第一部で映画「日本と再生」の1時間のダイ
ジェスト版が上映されました。私は「本編」の方を
見てますが、今回短縮版を見直して、日本の哲学・
思想のないエネルギー政策のずさんさに、改めて
驚き、世界の動向からは2周どころではなく5周も
6周も遅れていると考えさせられました。
そして第2部は、小田原市を.中心に明確なポリシーの
もとに、食と農とエネルギーの「地産地消」システム
の構築と実践を進める若きリーダー(41歳)「小山田
大和」さんの1時間ほどの講演です。
彼はカラダも大きい、声も大きい.だけでなく、理想に
向かって着実に歩を進める行動力と実行力が備わって
おり、勉強家なので理論的でもあり、おしゃべりも
うまいので説得力にも優れているリーダーです。
私より約40歳も若いのですが、私は彼の話を
何回もきいて、そのたびに新しい.構想、新しい体験
を聞くことができ、年の差に関係なく尊敬しています。
再生エネで.発電した電力の売価(FIT=固定価格
買い取り制度)の.下落が止まらない中において、
太陽光発電の限界が囁かれていますが、彼のその
状況を見据えて、FITがゼロ円になっても.ソーラー
シェリングが広められる仕組みとして地域で
作った電力は売電しないで、地域で消費する
ためのモデル事業として「SIESTA(シエスタ)
農家カフェ」も立ち上げ「食と農とエネルギー」
の地域循環」への挑戦にも取り組み始めました。
をテーマにした映画「おだやかな革命」の
上映会を開きますが、小山田さんは、まさに
「おだやかな革命家」であると、私は思って
います。