来る3月6日(日)に「脱原発グリーンパレードinはだのを歩く会」が主催して、放射能被害に悩む
福島県双葉町の元町長「井戸川克隆」さんをお招きしての講演会を予定しており、ただいま宣伝活動をしている
最中です。
井戸川元町長は町民全員の県外避難を決断した人であり、惜しくも落選しましたが福島県知事選挙にも
立候補し、最近ではコミック「美味んぼ」でも「鼻血」問題で話題になった人でもあります。
講演会開催にむけてPRを進めてるワケですが、井戸川さんと直接折衝の窓口となっているメンバーの
Nさんから、実は井戸川さんの体調が思わしくない状態で講演会当日になって、急に来れなくなったという
不測の事態への対処も準備しておく必要がある。
その不測の事態となった場合、Nさんが保有してる映画「東京原発」の上映会に切り替えたらどうだろうかと
提案されました。
ワタシはこの映画みていなかったので、NさんからDVDを借りて昨日観賞しました。
ワタシの結論は、不測の事態の場合「東京原発上映会」に切り替ましょう、と云うことです。
この映画は福島第一原発事故の7年前の2004年3月13日に劇場公開されたものです。
ベストセラーになった広瀬隆さんの著書「東京に原発を」を下敷きにして、フランスから輸入した
プルトニウム原料を、原発反対側の抗議を避けるため一般道を福井原発に輸送していたトラックが
爆弾マニアの若者にハイジャックされ、時限爆弾をしかけられた上都庁に進路を変えられて
しまった。 もし爆弾が爆発すれば東京だけでなく日本全土が被曝する未曾有の大惨事に
なってしまう。刻々と迫る危機に都知事は絶対絶命の危機を乗り切ることができるのか。
というパニックサスペンス仕立てになってますが、前半の都知事が東京に「原発を誘致する」
と突然表明し都庁の幹部連が賛成・反対の立場で議論が伯仲し、東大の教授が専門家の立場で
解説する部分の方にこそ観る価値がある映画です。
まるで福島事故が起こることを予測しているような内容が素晴らしいです。
ネットで映画「東京原発」で検索したら、エネルギー問題に発言する会とやらの小笠原秀雄と
名のる人が16項目に渡り「イチャモン」をつけ、要は原発は安全だ!論を繰り広げているのが
福一事故がおきた今になっては、原発村住人の反論はしらじらしい限りですよ。マッタク。
この映画は講演会の不測の事態の予備だけでなく、別の機会を設けて「上映会」をしたほうが
良いと思いました。
☆動画 映画「東京原発」 予告編
https://www.youtube.com/watch?v=L8OTZNh5y5Y 1:42
*この映画は2004年に一般公開されましたが、この予告編のyoutubeへは
福一事故後の2011年7月3日にUPされました。