夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

選挙で政治を変える総がかり大行動に4万人

安倍政権と応援団メデイアは参院選モードに突入するとさっそくお得意の「争点隠し」「争点ずらし」
作戦を大々的に展開して有権者をダマシにかかってます。

政権側にも相当優秀な選挙参謀がついてるんでしょう。「消費税増税の再延期」「アベノミクスの評価」
「経済の成長」「景気回復」を最大テーマとして、メデイアを巻きこんで宣伝に努めてます。

国会質疑中では安倍首相も参院選では「憲法改訂」を最大のテーマにすると明言してたのに、
いまのところそんな様子は見せません。「憲法改訂」「安保関連法制[=戦争法制)」「原発」を
争点にするのは自分たちの候補に不利だろうと充分解ってるからです。

安倍首相は「消費税増税の再延期」を参院選で国民の信を問うと云ってるようですが、ここに大きな
マヤカシがあります。 消費税を増税には旧民主党も賛成だし、増税を先送りにすることには
国民の間にも少なからず賛成の人もいるから、争点として賛成派と、公約破りの点から反対派する
人も多いことからメデイアもテーマとして取り上げやすいので、恐らく「大きな争点」として報道し
真の争点を有権者に考えさせないように洗脳報道をしまくって「争点を隠す」算段でしょう。

安倍政権のマヤカシに騙されてはいけません。

*真の争点は「憲法改定阻止」「安保関連法制(=戦争で出来る法制)の廃止」「原発再稼働阻止」
 「沖縄辺野古新基地建設阻止」「TPP国会批准阻止」の五つです。

自民党候補は内心この五つを「推進」という政見を掲げたら有権者の反発を招くだろうと解ってるんでしょう。
どの候補も恐らくこの争点には触れないで、おいしいことばかり宣伝するはずです。
(すでに神奈川選挙区の自民候補(推薦含む)は一切触れてません)

ひとつの「争点」に絞って選挙運動」を展開し、勝てば「公約集」にちゃんと書いてあったから
有権者の信を得たとして、やりたい放題暴走するのが自民党の常套手段です。

前回衆院選も「アベノミクス」に争点を集中させて勝利したら、公約になかった「特定秘密保護法
を成立させ、「集団的自衛権行使容認」を国民の意見を聞かずに「閣議決定」し、「武器輸出を解禁」
軍需産業にコビを売り、参加しないとの公約を手のひら返しであっと言う間に破り「TPPに調印」
してしまいました。

今回参院選で自公が衆参合わせ2/3以上の議席をとったら、国民の信を得たとして「憲法改定」を
マチガイなく発議して,この案件で国会が紛糾したらこれまたマチガイなくお得意の「強行採決」をするでしょう。

参院選のときになれば有権者安倍内閣の詭弁やウソとすりかえや、メデイアの洗脳にだまされて
国民は「もう忘れてるさ」と安倍内閣私たちを舐めてるんです。  舐められてたまるか!

経済、景気、福祉、教育などの課題はどこが政権を担っても、政策に少々の違いがあったとしても
取り組むんですが、憲法集団的自衛権行使、沖縄米軍基地、TPPは、民主主義、立憲主義
平和主義を日本の根本からぶち壊し、日本を変えてしまう与野党で真逆の政策課題なんです。

いま私たち有権者は、次世代の子孫から「どういう判断をくだすのか」と見らてるんです。

私たちが、当事者なんです。  安倍内閣が進めてる「自衛隊を米軍の下請けに差し出すこと」
地震の国の原発」「尖閣諸島竹島北方領土の何倍にもなる米軍基地という国内の他国領土」
「米国の植民地化を推進するTPP」・・・こんなものを私たちの子孫に残すワケにはいきません。

安倍政権よ!国民を舐めんなよ! 自公の候補者よ、クビを洗って次の仕事を探しておきなさい!

それぞれの地域の立候補者の政策をよ~く確認してから、ぜひ投票に行って下さい。

昨日、争点を明確にし参院選に勝利するための「総がかり行動実行委員会」が国会周辺、日比谷公園
かもめの広場霞が関官庁街の3か所で合計4万人の人が結集して「選挙で政治を変えるそうがかり大行動」
が開かれました。(私はいけませんでしたが、憲法9条の会・はだののスタッフも多数参加してます。)

その模様をご覧ください。(恐らくテレビニュースは無視を決め込んだと思いますので・・・)

    ☆動画  2016.6.5 全国総がかり行動大行動に4万人

          3ケ所の内、国会周辺での集会です。

          https://www.youtube.com/watch?v=h-UusqEEFkc      4:18