夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

中国ドラマ「項羽と劉邦」

大分長い間、韓国歴史ドラマに嵌まってしまいいろいろと観てきましたが、大体観終わったので
最近は中国歴史ドラマに嵌まってます。

すでに「織姫の祈り」「孔子伝」「孫子の兵法」「三国志」と長編ドラマをレンタルDVDで観てきました。

そして、本日観終わったのが全80話の長編「項羽と劉邦」・・・

面白かった!!

紀元前3世紀の「楚」の項羽と、「漢」の劉邦との「楚漢」の覇権争いを描いた作品です。

監督は制作費25億円をかけた「三国志」の監督も務めたガオー・シーシーが担当し、楚の
エリート将軍「項羽役」を国際俳優ピーター・ホー、農民出身ながら太閤秀吉ばりの人たらし
いい部下に恵まれ、それをうまく使ってのし上がった「劉邦役」をチャン・ダオミンが演じています。

時は日本では弥生時代に当たる紀元前3世紀。秦の始皇帝が突然崩御したあと、策略によって
権力を握った宦官「趙高」の圧政によって国が乱れます。

秦によって滅ぼされた「楚」の国のエリート将軍「項羽」と、田舎の小さな県のまとめ役だった
劉邦」が人望をもとに勢力を拡大し、やがて二人は義兄弟の契りを結び協力して、念願だった
秦を倒します。

が、両雄ならびたたず、やがて二人は天下統一の覇権を争い「楚漢戦争」に発展し激しい
戦いを繰り広げ、結局「劉邦」が勝利し「漢」を建国するまでの物語です。

総制作費は「三国志」の25億円を上回る35億円で、兵士役のエキストラには中国人民軍の
現役兵士が何万人も動員されたので、その戦闘シーンの迫力たるや、これがテレビドラマか!
と云わせるほどの大迫力です。

いまの、クソ面白くない日本のバラエテイ、食レポ、旅もの、クイズ番組などより数倍面白いので
夕食後の1時間は、やはり中国歴史ドラマフアンになった家内と、これを観てました。

この「楚漢の戦い」の中から、「四面楚歌」「国士無双」「背水の陣」「烏合の衆」「捲土重来」「乾坤一擲」
などの四文字熟語が生まれ今に残ってるそうです。

さて明日から、なにを借りてこようかな?といま考えてるところです。

候補はいつも借りる「つたや東海大学前店」の「水滸伝」か「楊貴妃」ものがあればそれにしようと
思ってます。

項羽と劉邦」おすすめですよ。面白いです。

       ☆動画   中国歴史ドラマ   「項羽と劉邦」 予告編

          https://www.youtube.com/watch?v=epzPkBCJ5e4      2:06