夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

国会議員の常識は、一般世間の「非常識」!!

先週末のNHKでも全国中継されてた参議院予算員会で、あまりにバカバカ
しくて、あいた口が塞がらないという「やりとり」がありました。

共産党小池晃議員が稲田防衛相と菅官房長官が政治パーティに参加
した際金額欄が白紙の領収書」を受け取り、自分の事務所関係者が金額を
記載していた問題を追及しました。

驚くことに稲田防衛相も菅官房長官も事実を認め、政治パーテイの受付業務
を効率化するため、自分が主催するパーテイでも同様の「白紙領収書」を
発行していると開き直った答弁をしたんですよ。 みんなやってるからいいんじゃ
ないの!という悪事に対する感覚がすっかり「マヒ」してしまった答弁です。

もっと驚いたのが、高市総務相が「法律的な問題は?」を問われ、一般論ですが
と断った上で、領収書発行ルールは法律で規定されてないので法律には抵触
していないと判断しているとの見解を述べたことです。

高市総務相はさらに追い打ちをかけて、7日午前中の閣議後の記者会見で
白紙領収書問題について「各党で検討し、統一的なルールを作っていただけたら
ありがたい」とコメントしたそうです。

はぁ?  この高市って、ここまで飛んじゃってる人だったんですね。

私たちが住む世間には「白紙の領収書をもらって自分で金額を書き込んだら
ダメ!」ていうルール以上の「常識」っていうものがあるんですよ。ですから
統一ルールなんて作る必要は全然ないの。

白紙領収書をもらって自分で金額を書き込むことは「私文書偽造
という立派な犯罪です。

総務省は各政治団体に「白紙領収書は不可」という通達1本を出せば
済む話じゃないですか。それで話は終わりです。もっとも最高学府
を卒業してる人は恥ずかしくてそんな通達は出せないでしょうけどね。

「悪さ」した本人が、権力者だけは白紙領収書もOKという理屈を作れって話を
平然と言いだす総務相。世の常識からズレにズレまくってますわ。ホントニ!

国会議員はみんなやってることだから、自民党で露見してしまった違法行為
を公然と他党を巻きこんで合法化しようとするものでまさに「盗人猛々しい」
発言です。

「白紙領収書」利用議員は、富山市議会議員のように、事実があったら
議員辞職を申し出なさい!

そんなことをしちゃったら、自民党民進党はじの国会議員の約8割が辞職
に追い込まれてしまうという笑えない事実。

あぁ~!!!