講演をした畑山佐賀大教授が話の中である中学生
の投書を、これこそ「緑の党のコンセプトだ!」と
投書全文を紹介してくれました。
私も強く印象に残ったのですが、なにせ脳ミソが
スポンジ状態になってしまってるので、詳しい内容は
まったく覚えておりません。
しかし、聞いたときは私が日ごろ思ってたことと同じ
なので、本日、近くの新聞販売店に頼んで購入してきましたので、どんな投書だったか全文をご覧ください。
今を生きる私たちが政府や政党が訴える「成長神話」
を考え直す政策に切り替えるべきという「緑の党のコンセプト」を、まだ中学生がハダ感覚で感じてることに
多いに共鳴したワケです。
政治もメデイアも、我々大人の頭も「成長神話」に、いまだに侵されているのに・・・
☆投書 経済成長より安定・貧困対策
(10月8日 朝日新聞朝刊 8面 声欄)
吉城真悟 (大阪府 13歳 中学生 原文のママ)
日本経済を.成長させることは、これ以上必要なので
しょうか。
今は家庭に、生活を楽にする必要最低限のものがほとんどあります。そして、人々の、特に若者の消費の
対象は、生活する上で必ずしも必要としないものが
多いです。例えばアイドルのコンサートや旅行などです。それらはなくても生きていけるので、消費意欲は
強くないと思います。
消費意欲がなければものが売れず、経済は低迷します。そもそも若者はこれ以上の好景気を望んで居ません。人々が望まなければ成長は続きません。
豊かになった日本経済には、成長はいらないと思います。安定させたほうが良案です。経済成長よりも、子供の7人に1人が貧困という大問題を解決して欲しいです。
今の日本に必要なのは、安定と富の分配です。
もう成長の時代ではないのです。