夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

故:山下敬二郎夫人「山下直子」さんの最近

私の青春時代を彩ったものの一つに「日劇エスタン
カーニバル」があります。

最初は寺本圭一、ジミー時田、大野義男、ウイリー
沖山ら当時ウエスタンと呼ばれていたカントリー
シンガーが出演するホンマもんの「ウエスタン
カーニバル」を今はない有楽町のビデオホール
で開催してたのですが、日劇に場所を移して
行われた「第1回ウエスタンカーニバル」に平尾昌晃
、ミッキー・カーチス、山下敬二郎ロカビリー三人男
が登場するに及んで「ロカビリーカーニバル」に
様変わりし、有楽町の日劇の周りを2周も3周もする
観客を集め、館内の女性の嬌声をあげた熱狂ぶりが
大きな話題になりました。

そのロカビリー3人男の一角であった山下敬二郎
さん(1939~2.011)。昭和の喜劇王柳家金語楼」さんの息子さんですが落語の道に進まずにウイリー沖山
さんに弟子入りして、初期のドリフターズ(サンズ・オブ・ドリフターズのメインボーカルを務めてましたが、
1958年2月の第1回ウエスタンカーニバルで華々しく
登場しあっという間に人気スターの仲間入りをしました。

有名なのはポール・アンカが歌って大ヒットした
「ダイアナ」でした。

何度か山下さんのライブに行ったことがありますが
歌はもちろん上手いのですが。父親譲りのステージ
トークの巧みさで随分楽しませてもらいました。

ときには1ステージ2曲くらいで、あとは「おしゃべり」
で笑わすということが何回もありました。

私生活では5度の結婚をされ、5度目の奥さん
直子さんとの結婚は26歳の年齢差(1991年生まれ)
でしたので、当時の観客からは「敬ちゃん、そりゃ犯罪に近いぜ!」と冷やかされてました。

直子さんは、結婚前はポピュラーシンガーとして
ライブハウス中心に歌ってたんですが、結婚と同時
山下敬二郎とペアでのステージがほとんどとなり
敬二郎さんの薫陶よろしきを得て、すっかりカントリー
シンガーとして定着しました。

昨日、たまたま直子さんのライブ動画に当たったので
敬二郎さんの想い出を含めて、本日紹介させてもらい
ました。

      ☆動画    山下直子さんのライブ
      2015.2.14 東新宿真昼の月夜の太陽」にて
      10:36

        ☆動画   山下敬二郎  ダイアナ  2:22


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