夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

立て看板を立てた東大生に、大学当局が「退学勧告」

イメージ 1

本日の東大生は「東洋大学」の東大生の話です。

東洋大学4年生の船橋秀人さんが、大学構内で
東洋大学教授の竹中平蔵の講義と、竹中平蔵
行ってきた犯罪的な行いに抗議して、単身.で立て看を
立てビラまきを行いました。東大生の反応はほとんど
なかったところでわずか10分で大学により撤去されて
しまったんです。しかも、大学当局は彼を呼び出して.
二時間半も尋問して「学則に違反する行動」として、
「学生の本分」から外れ「大学に秩序」を乱したと
決めつけて、卒業審査も済んでいる彼に「退学
処分」を警告.したそうです。

今の全体主義時代に、ひとりで竹中平蔵に抗議
することは.、ナチ時代の1942年からミュンヘン
活動を続けた『白バラ』に等しいと船橋さんは言ってる
そうです。

☆彼が撒いたチラシ文全文を紹介します。

この大学はこのままでいいのだろうか?
我々の生活が危ない!
竹中氏の過悪、その一つは大規模な規制緩和
ある。特に2003年の労働者派遣法の改悪が、この
国にもたらしたものは大きい。それまで限定されて
いた業種.が大幅に拡大されることで、この国には.
正規雇用者が増大したのである。「正社員を
無くせばいい」や「若者には「貧しくなる自由がある」.
といった発言は当時の世論を騒がせた。しかしながら
この男まるで反省の素振りを見せない。「朝まで
生テレビ!」という番組では、自らの政策の肝で
あったトリクルダウンについて、「あり得ない」という
ある種開き直ったような発言をしており、まるで自分
がやった責任について無自覚なようだ。また、昨年
可決された高度プロフェッショナル制度は、「個人的
に(対象)が拡大していくことを期待している」などと
言う驚くべき思惑を公言している。つまり、初めは
限定的なものだからという理由で可決された
労働者派遣法が、今これほどまでに対象を拡大
したように、高度プロフェッショナルは、今後とも
更なる.拡大が予想されるのである。無論、我々
も例外ではない。労働者は.これから一層使い捨て
にされることになるのだ!!

竹中氏が人材派遣会社のパソナグループの会長を
努めているということも忘れてはならない。というのも
労働者派遣法の改悪は、自らが会長を務める会社
の利権獲得に通じているからだ。まさに国家の
私物化である。また、最近では昨年法案の正当性
について全く審議されずに可決された水道法改正
案と入管法改正案についても関与していたことが
明るみになっている。さらに加計学園との関連も
取沙汰されており、今後ともにこの男の暴走を追及
する必要がありそうだ。

いまこそ変えよう、この大学を、この国を。
みなさん、恥ずかしくないですか、こんな男がいる大学
に在籍していることが。僕は恥ずかしい。そして、将来
自分や友達や自分の子どもが使い捨てにされて
いくのを見ながら、なにも行動を起こさなかった
ことを悔いる自分が恥ずかしい。意思ある者たちよ。
立ち上がれ!大学の主役は、我々学生なのだ。
右も左も前も後ろも何にも分からない人も、みんな
集まれ。民主主義は決して難しいものではない。
共に考え、議論し、周りに訴えながら、もう一度
みんなでこの社会を立て直そう!!

すこぶる「まっとうな批判」と思いますよ。それに
対して大学当局の官僚体質、船橋さんを評価し誉めて
あげたら、むしろ大学の評価が挙がるのに
ケ●の穴の小さいことを自ら暴露してしまいました。

   ☆画像   立て看板完成品