種子法廃止、種苗法改正と並ぶ日本農業をダメにする悪法3法の一つに 農業競争力強化支援法という法律が制定されていたのをみなさんご存知でしょうか。 日本売国に、つくしている竹中平蔵あたりが中心になって成立させた法律です。
名前を聞くといかにもカッコイイですが、中味は日本の農業研究機関
(農研機構)が全国で、 日本の税金を使って、長い時間をかけ、その地域に
適したタネや品種改良をして得た大事な知見を、多国籍企業(例:バイエル
モンサントなど)から公開を要求されたら 無償で提供しなさいという、
いったいどこが農業競争力支援なんじゃ、 まさに「売国政策」そのもの
じゃないかと呼べる法律です。
日本農業の技術財産を、多国籍企業に要求されたら、無償で渡せという、
とんでもない法律なんですね。一銭のもカネももらわず公開せよなんて
ムチャクチャなことなんですよ。
その農業競争力強化支援法第8条4項によって、国の品種で1980件、
地方の品種で420件が民間に提供さていることを農水省が明らかに
したそうです。どこに情報提供したのかについても、民間との契約
なので相手の承諾がないからといって公開を拒否しているそうです。
こんなに日本農業をバカにした悪法は「政権交代」して元に戻すしか
ありません。農業は国の基本、自民、公明、農水官僚に任せておけません。
一次産業を大切にする政権を樹立しましょう。