9月23日に国連本部で開かれた「気候行動サミット」に参加してる
各国首脳に向かって、スエーデンで毎週金曜日に学校を休んで
地球温暖化対策を求める座り込みを続けている16歳の環境活動家
の女子高校生グレタ・トゥンベリさんがスエーデンから参加して、なみいる
首脳に向かって、若者代表として.ものおじせずに叱りつけました。
世界の「チコ」ちゃん登場ですね。.
まずは「涙」ながらに訴える彼女の5分余弱のスピーチをご覧ください。
☆動画 国連「気候行動サミット」での「トゥンベリ」さんの
スピーチ 4:58
https://www.youtube.com/watch?v=_y8JNG7S0bo
彼女の心の叫びともいえる素晴らしいスピーチを聞いて、私がまず
思ったのは地球規模で環境政党「緑の党」の政策が理解され、支持基盤を
拡げるチャンスということです。日本の緑の党は全国規模の政党の中で唯一
「経済成長しなくても自然と共生して豊かに暮らせる、エコでフェアで
ピースな社会」を目指す、新しい政党として2012年に誕生しました。
しかし、地方議員は数多くいますが国会議員がゼロのため、いまひとつ存在感が
薄い状態が続いています。ですが世界の90か国で組織されてる「緑の党」は
国会に多くの議席を確保しており、国家の首脳であったり、与党と連立を組んで
ドイツでは原発ゼロを達成させた実績もあります。
中でも私が印象深いのが「ケニヤ緑の党」の幹部で、2004年にノーベル平和賞を
受賞した「ワンガリ・マータイ」さんですね。
マータイさんが2005年に来日した時に感銘を受けたのが「もったいない」という
日本語でした。
Reduse(ごみ削減)、Reuse(再利用)、Recycle(再資源化)という環境活動の
3Rをたった一言で表せるだけでなく、かけがえのない地球資源に対する
Respect(尊敬の念)が込められている言葉である「もったいない!」
マータイさんがこの美しい日本語を、環境を守る世界共通語「MOTTAINAI]
として広めることを提唱したの受けて「MOTTAINAI]キャンペーンは、地球環境
に負担をかけないライフスタイルを広め、持続可能な循環型社会の構築を目指す
世界的な活動として現在にも継続されています。
「マータイ」さんが提唱した「.もったいない」キャンペーン。
何だか日本語でいう「語呂合わせ」のようですが、昔から「おばあちゃん」や.
「お母さん」から「ものを大事にしなさい」と口うるさく言われてきた私たちの.
世代には抵抗なく受け入れられるのではないでしょうか。
私達にできることは「もったいない」精神を生活に取り入れることです。
マータイさんは2011年東日本大信の都市の9月25日に永眠されましたが、
日本に向けた最後のインタビュー動画が残ってます。
☆動画 ワンガリ・マータイさんの最後のインタビュー 6:13
https://www.youtube.com/watch?v=4Ks1YftUE5c.
本日は、マータイさんの命日です。私はマータイの遺志を継ぐ若者が
現われたと思いました。トゥンベリさんは意思が強そうなので、世界の
若者に「地球はひとつしかない」ことを強く訴えて「もったいない」という
日本語を環境を守る共通語として.世界に広めて下さい。
そのためには、「もったいない」という言葉の起源である、私たちが老若男女
とも守らなくてはシャレになりません。でないと世界から笑われてしまいますよね。
昨日、今日は連続して「チラシ撒き」活動でした。