昨日、九条かながわの会が主催して毎年この時期に開催してる、
県下の九条の会が参加する「9条かながわ大集会in横浜」が、
「安倍政権を吹っ飛ばせ」というタイトルで18:30~21:00関内ホール・
大ホールで開催されたので参加してきました。内容は①小林節さんの講演
②金子勝さんの講演③5地区の九条の会の活動報告④九条の会かながわの
行動提起です。
☆小林慶大名葉教授に講演骨子
・参院選で勢力が改憲勢力が3分の2を4議席割り込んだが、安倍首相はやる気
・安倍政権のやり口は国会質疑ではぐらかし、スリカエ、その他のやり口で
質問にまともに答えない戦術で「時間稼ぎ」をし、一定の審議時間
が経過したら「数」の力で強行採決が常套手段。すべてその方法
・カネの力で他党議員を一本釣りすれば、寝返る議員は必ずいる
・今、発議に踏み切らないのは、自民はメデイア以上の世論調査を
随時実施しており、その調査では国民投票で有効投票の51%を
確保できる見通しが持てないから。
・自民調査で51%以上のデータがでれば、まちがいなく発議して
常套手段を使って強行採決に持ち込む
・日本会議の神社本庁・宗教団体を動員して地方から「自衛隊」の
災害復旧への支援を訴え「情緒面」から必要性を訴える作戦
・まさに民主的手法を使って「民主主義」をぶち壊すナチスの手法
・これまでの政府見解「必要・最小限の自衛(専守防衛)という条文
から最小限を削除して「必要な自衛」としたことで.、専守防衛の
限界を突破して「自由な海外派兵(米軍の下請け)ができるように
することである。
・したがって、九条の会としては「非武装・中立」の理想の正当性
と同時に「専守防衛」政策の現実的有効性を語り拡げていかなければ
ならない。
☆金子勝立教大特任教授の講演骨子
・アベノミクスはとっくに破綻している、日本を支えてきた産業の
競争力劣化により日本経済が危機に瀕していることをるる説明
・そのうえで新しい日本を創るために必要なこととして
①実質賃金の上昇こそが政策のコア
②電力改革を突破口にして:電気代ゼロの社会を実現する
・自然エネルギーによる電力の地産地商、電力会社の
解体により.
発送電会社に分離
・歴史上にない社会運動の展開:市民が主体となって電力会社の
筆頭株主になる
③地域分散ネットワーク型社会の構築:人々が参加し経済を創る
・エネルギー、福祉、食と農を軸に、地域住民が決定に
参加する地域分散ネットワーク型社会(ボトムアップ型の.
経済民主主義)を目指す
・財源と権限を地方に移譲する。それによって、地域の生活圏
に係わることは、地域の住民が決定する社会に変革していく
ところで、今日のチケットが999円だったんですよ。記憶では他のイベント
でもあったので、受付に「何でこんな半端に金額なんですか?」と聞いて
みたら会場費が入場料1000以上と1000円以下で違うので
999円で設定したんです」との事でした。なるほどとナットク!