北欧の小国(人口532万人)ながら、一人
当たりGDPが高く自由な民主主義国
と知られるフィンランドで、12月3日に
に辞任したアンティ・リンネ前首相の後任
を決める投票で連立与党第一党の社会
民主党は前政権で交通・通信大臣を務めて
いたサンナ・マリン氏(34:写真)を
選出し、現職で世界最年少の首相が誕生
しました。しかも19人の新内閣閣僚のうち
12人が女性という布陣です。男性天国の
どこかの国には考えられませんね。
市在住で夫と昨年生まれた娘さんとの3人
親のアルコール依存と離婚、貧困を経験し、
その後母親とその女性.パートナーと生活。
義務教育では成績は振るわなかったそう
ですが高校時代に改善。自治体の施設に
自分の居場所や仲間を見つけ、その後さま
ざまなアルバイトを経て家族初の大学生と
なり、政治の道に進んだという経歴で、
若いながら苦労人で、このような家庭環境
の中で、「福祉制度と教師が救ってくれた
と語り、社会支援の重要性、平等の大切さを
身をもって感じた経験から政治家になったと
言ってます。
このニュースに対するフィンランド国民
の受け止めは「年齢や性別に関係なく、
スキルや才能が重視されて、その立場に
相応しい人がキチンと着任できてチカラを
発揮できる自国のシステムを誇らしく
思っているという駐日フィンランド大使館員
のコメントが当を得てると思います。
ようにへばりつくより独自の道を進む
日本がみなうべき国があるということですね。
フィンランドに俄然興味を感じた私です。
☆動画 フィンランドの教育 10:07