今年11月に大統領選挙の民主党、共和党の候補者を選ぶ選挙が始まりました。
共和党は現職のトランプさんの支持基盤が強力なので、トランプさんが再選
を目指すと思われますが、問題は民主党のほうです。
4日に候補者選びの初戦のアイオワ州党員集会で投票が行われ、中道派で.
下馬評では、さして有力でなかった前インディアナ州サウスベンド市長の
ブティジェッジ氏(38)が各地区の代議員獲得率で26.8%獲得し僅差ですが
トップを獲り、一躍民主党の若きエリート候補として有利な立場を
キープしました。2位は前回大統領選でも若者中心に支持を集めた
社会民主主義を標榜する急進左派のサンダース上院議員(78)が25.2%で
僅差で2位に付けました。3位は急進左派のウォーレン上院議員(70)が
18.4%で続き、下馬評で最も有力だった全米支持率トップのバイデン
前副大統領(77)は15.4%の4位に沈み、今後の巻き返しを図る状況です。
ブティジェッジさんは名門ハーバード大出身でインディアナ州の小さな市の
市長として、さびれていた町を再建した実績はありますが国政の実績は
ありませんが、他の3人の候補やトランプさんにはない「若きスーパーエリート」
としての強みがありますから、案外人気になる可能性があります。
しかし、同性愛者であることを広言しており、それを許容するか
どうかの有権者の判断も気になるところです。
米大統領に誰が就任するかは、日本にも大きな影響がありますので
今後も情報をフォローする必要がありそうです。
「ブティジェッジ」氏 3:57
https://www.youtube.com/watch?v=Sy7Bcfwwei8