本日のクイズ風のタイトルをみて、カンのいい方はすぐ
お分かりになったと思います。そうです、商品名や社名に
いま大騒ぎの「コロナ」を使っているところです。
・乗用車 トヨタ自動車 コロナ
・ビール メキシコ産でラッパ飲みが似合う「コロナビール」
・ストーブ 石油ストーブの老舗「コロナ石油ストーブ」
・ホテル 新大阪駅から2分とアクセスのよい「大阪コロナホテル」
これだけ使われる「コロナ」という言葉ですが、どういう意味なんでしょうか?
調べてみました。コロナ(Corona)はプラズマの一種で太陽の周りに見える
自由電子の散乱光のこと。もしくは太陽表面にある電気的に解離した
ガス層を言うのだそうです。この言葉は2000年以上前から
「冠(かんむり)」の代名詞として使われてきことが転じて、
クラウン(王冠)の語源となりました。「コロナ」が「クラウン」に
変化、なんとなく分かりますね。
最初のネーミングの例を見ると、王冠(=王様)の意味で使った例が
おおそうです。
「新型コロナウイルス」の「コロナ」はウイルスを顕微鏡でみると
菌の表面に存在する突起によって形態が王冠「クラウン」に似ている
事からギリシャ語で王冠を意味する「コロナ」という名前がつけられ
ました。