夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

乗用車、ビール、石油ストーブ、ホテル、シネマコンプレックス、太陽に共通するものは?

本日のクイズ風のタイトルをみて、カンのいい方はすぐ

お分かりになったと思います。そうです、商品名や社名に

いま大騒ぎの「コロナ」を使っているところです。

  ・乗用車   トヨタ自動車 コロナ

  ・ビール   メキシコ産でラッパ飲みが似合う「コロナビール

  ・ストーブ  石油ストーブの老舗「コロナ石油ストーブ」

  ・ホテル   新大阪駅から2分とアクセスのよい「大阪コロナホテル」

  ・シネコン  私もたまに観に行く「小田原コロナワールド

  ・太陽    皆既日食時(金環食)太陽の周囲に見える光の環

 

これだけ使われる「コロナ」という言葉ですが、どういう意味なんでしょうか?

調べてみました。コロナ(Corona)はプラズマの一種で太陽の周りに見える

自由電子の散乱光のこと。もしくは太陽表面にある電気的に解離した

ガス層を言うのだそうです。この言葉は2000年以上前から

「冠(かんむり)」の代名詞として使われてきことが転じて、

クラウン(王冠)の語源となりました。「コロナ」が「クラウン」に

変化、なんとなく分かりますね。

最初のネーミングの例を見ると、王冠(=王様)の意味で使った例が

おおそうです。

新型コロナウイルス」の「コロナ」はウイルスを顕微鏡でみると

菌の表面に存在する突起によって形態が王冠「クラウン」に似ている

事からギリシャ語で王冠を意味する「コロナ」という名前がつけられ

ました。

f:id:okihadat0117:20200306212123j:plain

コロナウイルスの形態