政権が、新型コロナウイルス抑止を口実に利用し更に
独裁を強める「新法」を下院が１０日、上院が１７日
に可決したことを報じてました。この新法により首相が
非常事態判断をすると.移動の制約のほか、公衆に不安を
与えたり、国の安全を害したりする情報の伝達を禁じる
規定もあり、違反した場合の罰則は禁固１０年です。
この新法に対し、国連のローナ・スミス国連特別報告者は
「プライバシーの侵害や表現、結社、集会に自由をいたずら
に制限する恐れがある」と非難し、国際人権団体ヒュー
マン・ライツ・ウオッチは「絶対的な権力を行使する
ために、コロナウイルスを口実に使っている」とも非難
しました。
フン・セン政権は１９８５年以降首相の座にあり、２０１７
年１１月、当時の最大野党カンボジア救国党を解党処分に
追い込み、２０１８年の上下両院の選挙でフン・セン氏が
独裁体制を確立した、とあります。（安倍政権に似てますな）
すでに日本は法律に基づく「緊急事態宣言」を発令し、
表面上は要請の形式をとりながら、ヘタレメデイアを
抱き込み「大本営発表」を垂れ流し続け、「長いもの
には巻かれろ」「寄らば大樹の陰」の国民気質を利用し、
すでに憲法で保証されている「移動の自由」「集会の自由」
自由」を制限するよう仕向けているじゃないですか。
この上憲法に「緊急事態条項」を加える改定などを
言いだして、カンボジアの真似なんかするなよって！
毎週土曜日に掲載の東京新聞「時事川柳」の入選作からの
お気に入り4句です。
・マスク2枚 それくらいの税は 納めてる
・メルケルを 466億で 雇いたい
・いままでは 幸せだったと 今気づく
・買いだめは 不要と聞くと つい走り
