夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

自民党の用心棒「黒川弘務」という検察官僚

黒川弘務東京高検検事長の定年を延長し、

検事総長に就けるために、新型コロナ騒動

のどさくさ紛れの中「火事場泥棒」よろしく

検察庁法の改悪審議を始めた事に、時の

首相を起訴するほどの強大な権限を持つ

ため独立性が担保されなければならない

職責の長に、政権の意向に添う者の

配置が.強行できるという改悪に、国民が

反発しツイッター上で9~10日にかけ470万件

を超える投稿が寄せられ巨大なSNSデモ

で「検察庁法改悪案に反対する」抗議に

発展しています。本日の夕方のTBSニュース

番組でも珍しくコロナ関連報道の合間に

2回に渡り、かなり詳しく伝えてました。

(メデイアとしては、これが当たり前です)

我々には「不要不急の外出はするな」と

言っておいて、自分たちの都合では「不要

不急の法案審議を強行する」ご都合主義

への怒りが爆発したのだと思います。

そもそもこの黒川弘務という男、小沢一郎

さんが陸山会事件がらみで田代政弘という

検事が悪意のこもった調書を捏造したことが

明らかになって、係わった特捜部の幹部連中

が「虚偽有印公文書作成および行使や

偽証」で刑事告発され、最高検察庁も事態

を重く見て、検察内部でもキチンと捜査し

大幅に肉を切ることになっても「膿」を

出した方が良いとする良識派と、検察と

特捜を守るためには、絶対にそれをさせては

ならないとする「守旧派」との間の権力闘争

となったが、守旧派の筆頭が黒川弘務

(官房長:当時)で、調書の露骨な改ざん

をやっていながら、「勘違いだった」と

いうあり得ない言い訳で田代以下でっち

あげ検事たちを不起訴にしました。

黒川はその後、法務事務次官に就任。安倍

政権に近づくや、最高のサポート役として

活躍し、自民党の数々の捜査や起訴の対象

になったであろう「金銭授受」や証拠まで

 揃えた告発があっても、なぜか不起訴に

なり、検察審査会でも起訴議決には絶対

さ.せませんでした。森友事件にいたっては、あれだけの公文書が棄てられたり、改竄

されたりしていても「不起訴不当」で幕引き

してしまいました。そのほか・・・

  ・小渕優子ドリル事件

  ・松島みどりうちわ配布事件

  ・甘利明金銭授受、口利き疑惑

  ・下村博文加計学園パーテイ券問題

  ・森友学園問題などが「不起訴」に!

これだけの実績ですから「安倍政権の用心棒」

として、自民党が定年延長してでも検事総長

に据えることに躍起になるのは、彼らに

とっては不要不急ではなく緊急の課題なんで

しょう。しかし「法治国家」であるはずの

日本を「人治・縁故国家」に変えてしまい、

三権分立をも破壊してしまう、今回の検察庁

法改悪は権力の私物化王国完成への最後

の別れ道ですよ。反対の声を挙げましょう。

☆動画 検察庁法改悪問題 

    玉木雄一郎山本太郎 18:28

https://www.youtube.com/watch?v=AqdA5jTPdRQ