夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

秦野市議会が9月議会の最終日の本会議で「ある陳情」を採択

本日の「憲法九条の会・はだの」の定例スタッフ会議で10月6日の最終日の

秦野市議会本会議の傍聴にいったスタッフから「国会における活発な憲法論議

の推進と、国民的議論の喚起を求める意見書を提出すこと」とした陳情書が

24人の市議の内、反対が6名、賛成18名で採択され、国に秦野市議会としての

意見書を提出することが決定されてしまったとの報告がされました。

 

陳情の要旨には(抜粋)、現行憲法が制定されてから73年を経過したが、その間

我が国を取り巻く情勢は急速に変化した。国内では新型コロナ感染拡大、頻発する

大規模災害の緊急事態.対処、急激な人口減少と超高齢社会への対応。「自衛隊

憲法に明記すること」「緊急事態条項の制定なども議論すべき喫緊の課題」

「国民が憲法改正論議の具体的な進展を望んでいることは、世論調査においても

明確に示されている」と全く自公の言い分を丸写しした陳情です。

 

陳情者は鶴巻北の住民ですが、恐らく自民党の方で、上なのか仲間なのかから

たたき台を作ってもらって陳情したのでしょう。傍聴者は女性2人だけだった

そうです。事前に分かっていれば、傍聴席を満席にして「市議たち」に私たち

をみているぞ!!とプレッシャーをかけたかったけれど、「後の祭り」とは

このことですね。

 

菅内閣の新閣僚21人中、実に18人が日本会議国会議員懇談会という改憲

右派団体メンバーなんです。日本会議も神社を通じて憲法改正署名を集めて

いますが、我々も3000万人署名に取り組んでいることが改憲派には脅威に

うつり、日本会議自民党に働きかけて地方議会から「憲法改正に賛成

する意見書を提出させよ」との指令が出ていることを聞いたことがあるので、

あまり考えもしない市議たちが上のおぼえめでたくするために採択したと

思ってます。でも、こういう末端組織を動かすところが自民党の強さで

しょうから、立憲野党もこういう足腰の強さは、見習うべきでしょう。

 

現実の日本にこのような、復古主義の亡霊に見えてしまう日本人の団体が

あるのです。先の.戦争をまったく反省していない人種の方々の動画です。

☆動画  憲法改正実現へ! 中国ブロック大会 ~憲法改正への声を国会

https://www.youtube.com/watch?v=lABfIS9-2Kk       57:48

 

全編見るのも面白いですが、時間の無い方は31.02~31.58だけでも・・・