夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

「タネ・水PJ」→「あつぎ9条の会講演会」

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イメージ 3本日は、午前中10:00~12:00まで、マック鶴巻店
で女性スタッフMさん、Cさんと私の3人で「タネと水
を守るPJ」の打ち合わせ後、マックでランチした後
厚木文化会館小ホールに移動し、厚木・九条の会
主催の「”輝け9条”講演と音楽の集い」に参加
(13:30~16:30)してきました。

午前、午後ともに収穫がありました。

タネ・水の方はすでに国レベルでは「改正水道法」
が成立し、「種子法は廃止」されてしまっているので
今後は地方自治体レベルでの条例等で地域の
「水とタネ」を守るしかないので、この二つの案件に
ついて市議会に「陳情書」を出す前提で勉強しているの
ですが、種子法の主旨を引き継ぐ条例は既に
5つの県が制定し5つの道県が条例発令を準備
しているので、陳情書の参考例として各県の条例と
陳情書を入手しようと動いています。

水については堤末果さんの本「日本が売られる」
のなかで「上下水道や公共施設の運営権を民間に
売る際は、地方議会の承認不要」という特例も
しっかり法律に盛り込まれた。との記述があり
議会が監視機能を外されていることは問題なので
この件について市議会に「そんなことはマズイ」と
秦野市議会として国に意見書なり陳情書をだすため
の市議会への陳情書をだす予定なんですが、.
堤さんが書いた地方議会の承認不要という特例
の根拠が我々レベルでいくら調べても分からなかった
のですが本日の打ち合わせでCさんがジャーナリスト
藤野光太郎さんのブログの中に「水道民営化:安倍
政権、自治体・議会の承認なしで運営権売却&料金
値上げ可能に」という記事を見つけてくれました。

藤野さんによると、官僚が「法律をわかりにくくする」.
ことに頭脳全開してるので、一般人が分からない
のは当たり前といったところらしい。

結論としては「地方自治法」「新PFI法」「改正水道法」
などを照合しないと議会承認が不要ということが
読み取れないようになってるそうなんです。

私が理解するのも難しそうです。

この記事も12ページにわたりさらに次回も予告
されてるので全貌が見えたところで整理しないと
市議さんにも説明できそうもありません。.

そして厚木の講演会はまず「コンブリオ」という3人の
おばさまによるハーモニカコンサート。約20分間の
演奏でしたが、なかなかどうして綺麗なアンサンブル
で聴かせてくれました。相当練習してるなと思い
ました。


次に早稲田大学法学部学術院教授の水島朝穂
法学博士による「憲法改正の3つの作法・・・『改憲
論戯』からの離脱を」という演題の1時間30分の
あつぎ九条の会13周年記念講演でした。

大変、話し上手で具体例や笑いを誘いながら
安倍政権に憲法改正を語る資格はないということを
講演してくれました「論議」→「論戯」と「戯」を
使っているところに水島教授の想いが表れてます。

まず水島教授は憲法改正については①高度の
説明責任、②情報の公開と自由な討論,③熟慮
の期間という「3つの作法」が前提に置かれるべきだ
指摘します。

その改正に必要な作法に対し、安倍政権は、情報
隠し、争点ぼかし、論点ずらしで説明責任を果たさ
ない。友達重視、異論つぶしで自由な討論を妨げる。
前提くずしの目くらましで熟慮の期間を与えない。
(2020年と期限を設けるなんてとんでもないことだ)

よく安倍首相は「対案」を出せというが、憲法改正
「作法」を踏まえない安倍流改憲に対しては、そもそも
対案は不要である。「護憲的改憲」とか「改憲的護憲」
とかいう安倍流「フェイク改憲」の土俵にのせられては
いけない。

改憲ノー」が対案である。

が講演の結論でした。私も.激しく同意します。

講演の中で水島教授のホームぺージに詳しく、考えを
紹介してるということなので、明日HPを覗いてみる
つもりです。