本日、13:00~15:30.にかけ、伊勢原市市民
サポートセンターで「タネと水を守る県央市民
の会」の臨時打合せ会に参加しました。2.28に
忍びよる、遺伝子組み換え食品最大手米モンサント
社の日本侵略についての講演会に参加してくれた
女性のOさんから、秦野市議会に陳情書を提出
したので、今後について相談したいとの呼びかけ
があったので、会合を持ったワケです。参加した
のはOさんと同じ年ごろの女性SさんとMさんの3人、
こちらは会の世話人の私と男性のIさん、Sさんの3人の
計6人での話し合いでした。最初に1時間ばかりIさんが
モンサントの日本侵入戦略についての概況を話し、
その後、自由討論に入ったところ、女性3人が現役の
管理栄養士と栄養士であることが分かり、その3人が
夫々の立場から秦野市議会6月例会に「陳情書」を
提出しており、その扱いが分かれた理由が不明で
今後、どうしたものか?という相談でした。
3人の陳情内容と対応は・・・
Mさん:神奈川県の主要の主要農作物の種子
を条例で守ることを求める陳情→未了
Oさん:種苗法改正に関する国への.意見書の提出
および.種苗法改正と主要農作物種子法廃止
について市民への情報提供を求める陳情
→趣旨採択
Sさん:公共関連施設におけるグリホサートと
ネオニコチノイド系農薬使用の全面禁止を
求める意見書を国に提出するとともに秦野市
独自の条例制定を求める陳情→継続審議
それぞれの陳情書の写しをもらいましたが、私レベル
が評価するのは、大変おこがましいですが、とても
一夜漬けの知識で書ける内容でなく、栄養士という
食のプロとして、かなり前から問題意識を持ち
個人的に研究してたことが分かる立派な内容
でした。私たちの会も2件の陳情を出しましたが、
それも含め秦野市議会に同時期に合計5件の「陳情書」
が提出されたことは画期的な出来事であったと思います。
夫々の陳情について、市議会の対応には取り組む意欲
が全く見えず残念なことでは、ありますが、半分以上
田舎といっていい秦野市のうら若き女性の中に(全員30~
40代前半)食の問題について,真剣に取り組んでいる
女性がいることに、これからの活動にチカラとヒントを
もらえた気持ちになりました。正直言って、ただ市民の立場
だけで「陳情書」を提出しても.受け取る方はなにか
政治的に偏向した人ではないのかと「色メガネ」で
みられる可能性もなきにしもあらずなので、
この問題については、日常の食に関しては
女性の方が訴えてくれ、そして女性の団体が
同じ女性に情報を伝えてくれるのがチカラを
発揮できると考えていたので、今後、なんとか
協働していきたいとの.思いを強く持ちました。
本日の話し合いの結果、9月市議会に現在進行中の
「中学校給食具体化」につき、地産地消の立場から
地元食材の採用することの陳情を提出することに
しました。