昨日、「秦野の緑を考える会」のスタッフ4人で、問題になっている秦野市
戸川地区の区画整理事業(総額46億円)による矢坪沢地区で住民を長い間
「丹沢おろし」という風による住宅や農作物の被害を弱めてきた
「防風林」を全て伐採することを秦野市が公表し住民が反対運動をしている
ことを聞き現地に赴き「考える会」の.事務局のKさんに現場を案内してもらい
実状を色々とヒアリングしてきました。
現地の暴風林は見事に育った木でもはや「森」といった状態で秦野市の貴重な
自然資産です。開発にあたっては、どんな場合でも自然保護側と開発推進側
の軋轢がありますが、現場を見て私たちスタッフはこんな貴重な防風林を
伐採するなんてとんでもない。何とかこの景観を生かして活用する
計画に変更すべきだと強く思いました。現在秦野市の戸川地区住民が
反対の声を挙げているだけで市内の他も地域の市民にはなにも情報が
知らされていないのです。なんとか「秦野市民全体」の問題として市民に
問題を共有をしてもらう動きを始めようと参加スタッフの意見が一致
しました。