大阪地裁が大飯原発３,４号機の設置許可取り消し判決

大飯原発３,４号機で想定される地震の揺れの

評価を.巡り、規制委が「不確かさ」を充分に

考慮しなかった点について、「看過しがたい

過誤がある」と指弾し、原発設置許可の取り消し

を求めた訴訟で許可を違法として取り消しました。

関電は大飯3４号機の基準地震動を最大加速度

853ガルと設定し、これを規制委は適正と評価

していたのに対し、大阪地裁は基準地震動の設定

で重要な要素となる地震規模は、過去の地震データ

を基にした平均値より実際は大きい方向にかけ

離れるなど「バラつき」が生じるあり、規制委

が定めた審査ガイドはバラつきの考慮をして

いないことが判決理由です。..

この判決に対し関電が控訴すれば判決の効力は

ただちに生じませんが、住民側の勝訴が確定

すると、より厳格な耐震基準で評価し直し、改めて

許可を得るまで稼働できないこになります。この

判決がが確定すれば、規制委の審査はやり直しが

必至になるので、新基準適合済みの９原発１６基

は運転資格を失うことになるという水平展開が

予想され、原発再稼働に反対の私にとっては

大変大きな判決でありました。

もはや「金食い虫」と化した、原発に縋りつかず

政府も「全原発廃炉」に方向変換すべきときだと

思うのですが・・・

☆動画　　大飯原発３４号機設置許可取り消し判決

　　　　　　　　1：10

夜の騎士のあれこれ噺