昨日は一昨日に引き続いて秦野市の「文化会館」で挙行された秦野市主催の
イベントに参加してきました。他人様が「お膳立て」してくれたイベントには
j実に気楽に参加できます。昨日は市が進行している新東名バイパスにできる
「秦野丹沢サービスエリアスマートインターチェンジ」と秦野市中心部を結ぶ
新たな都市計画道路と、その道路と隣接する「矢坪沢水路整備事業」の計画の
説明会です。
私たちが問題にしているのは「矢坪沢」の方で、この計画推進のため両岸に密生
する樹木を伐採することについて、秦野市民の共有歴史遺産である「モリ」は
伐採せず保存してむしろ新たな観光資源や、市民の憩いの場として作り変え
て欲しいとするものです。
矢坪沢問題については約1時間の質問時間に多くの人が発言しましたが、
賛成意見は一人だけ私を含めて、他の発言者はすべて自然を残せの発言でした。
一応市側は市民の意見を聞き計画に反映するとの立場でしたが、回答の基本
スタンスは「ご意見として受け賜りました。」「前向きに検討して善処します」
といういあかにも取り組むようで、実際はなにもしない「お役所言葉」が多くに
感じられ、結局投書の計画通りに進めてしまうための「市民の不満のガス抜き」
または「市民に意見はちゃんとききましたよ」という「アリバイ作り」のように
感じられました。
しかし、全体の流れとして「全伐採」ではなく今後の測量によって「残せる
ところは残す」という論調に変化したのは、保存活動の成果が少し現れたとも
思いました。