夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

秦野市「新しい都市計画道路及び矢坪沢水路整備計画説明会」

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文化会館大ホール(1100人収容)での説明会の模様

昨日は一昨日に引き続いて秦野市の「文化会館」で挙行された秦野市主催の

イベントに参加してきました。他人様が「お膳立て」してくれたイベントには

j実に気楽に参加できます。昨日は市が進行している新東名バイパスにできる

「秦野丹沢サービスエリアスマートインターチェンジ」と秦野市中心部を結ぶ

新たな都市計画道路と、その道路と隣接する「矢坪沢水路整備事業」の計画の

説明会です。

 

私たちが問題にしているのは「矢坪沢」の方で、この計画推進のため両岸に密生

する樹木を伐採することについて、秦野市民の共有歴史遺産である「モリ」は

伐採せず保存してむしろ新たな観光資源や、市民の憩いの場として作り変え

て欲しいとするものです。

 

矢坪沢問題については約1時間の質問時間に多くの人が発言しましたが、

賛成意見は一人だけ私を含めて、他の発言者はすべて自然を残せの発言でした。

 

一応市側は市民の意見を聞き計画に反映するとの立場でしたが、回答の基本

スタンスは「ご意見として受け賜りました。」「前向きに検討して善処します」

といういあかにも取り組むようで、実際はなにもしない「お役所言葉」が多くに

感じられ、結局投書の計画通りに進めてしまうための「市民の不満のガス抜き」

または「市民に意見はちゃんとききましたよ」という「アリバイ作り」のように

感じられました。

 

しかし、全体の流れとして「全伐採」ではなく今後の測量によって「残せる

ところは残す」という論調に変化したのは、保存活動の成果が少し現れたとも

思いました。